表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/261

5の5

「ねぇ、リンちゃんなんて声かけたん?」

「普通に声かけたよ」

「普通って…リンちゃん人付き合い苦手だかんな」


僕も自分自身で失敗したかな?と思っているんだ

あんまり深掘りすんなよ…


「三島さん…こねんじゃね?」

「まぁ…そうかもね」


僕はコーヒーを飲みながら、タバコに火を灯し、

煙を天井に吐き出した。


カラコロカラン


「あ、あの…すいません…」

「…お待ちしていましたよ」


橘はうわぁ〜と驚いた表情をしている。

僕も内心はすごく驚いていたが、

それを表情に出さずに声をかけた。


「どうぞ、そちらのソファにお掛けください」


僕はソファの方へ手を向けながら話しかけた。

三島優子が座ったので、コーヒーを入れて

三島優子の前に置いてからいつものソファに座る。


「神影さん…ですよね。探偵なんですか?」

「そうですね。僕の名前は神影で探偵をしています」

「私は…三島優子と言います」

「そう言えば、僕が突然声をかけてしまいましたので、お名前をお聞きしていませんでしたね」


この間は驚かせしまい申し訳ありませんと謝罪すると

いえ、大丈夫です…と答えた。

あの時の僕は悪徳セールスみたいで、

不審者だと思われても仕方ないなと今でも思ってしまう。


「その…どうして、私に声をかけたんですか?」

「そうですね…何とお伝えすればいいのか…何かお困りなのではと思いましたので。それに…何故かわかりませんが少し気になってしまったんですよ」

「そ、そうなんですね…」


橘は何も言わずに僕と三島優子を交互に見ている。

なんだよ?壊れたおもちゃか?なんて思ったが、

橘には触れずに三島優子に話しかけた。


「それで、何かお困り事があるのではないですか?」

「はい…そうです…」

「お力になれるかはわかりませんが…詳しくお話しを聞かせていただけますか?」


僕が聞くと、少しだけ躊躇った後に、

その…信じられないかもしれませんが…と話しはじめた。


「私…呪われているんです」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ