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亮太くんの車の中で彩花が小声で話しかけてきた。
「栞〜!神影さんってめっちゃカッコいいじゃん!何で早く教えてくれなかったの〜!」
「え〜!そんな言われても」
どうやら神影さんのことがタイプのようだ
私は橘さんの方が…
「え〜、なになに?何の話〜?」
「いえ!なんでもないでーす」
「えー、俺も話に入れてよー!」
助手席に座っている神影さんは
ボーっと周りの景色を見ている。
後部座席に橘さん、私、彩花の順で乗っているので、
彩花が小声で話した内容は聞こえなかったみたいだ
リンちゃん!俺!仲間に入れてもらえない!と
助手席に座った神影さんに
後からちょっかいをかける橘さん
あっ、神影さんすごく面倒臭いと思ってる
最近、少しだけだけど神影さんが思ってることが
わかるようになってきた気がする…
相変わらず表情には出ない人だけど
「私もがんばるから!栞もがんばれ!」
彩花が小声で話しかけてきた。
私が頑張るって?と彩花を見ると
視線が私から橘さんに移動した
べ、別に、そういう訳じゃ…
そう思ったけど、私の顔は熱くなったように感じた




