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「リンちゃん…これからどうすんの?」


日村孝介が帰った店内で橘は焦った様子で聞いてきた。

んー、何が?と返事を返しながら、タバコに火を灯す。


「何が?じゃなくってさ…依頼がダブルブッキングじゃんか」

「あー、それなんだけど…」


カラコロカラン


「やっほー!コーヒーちょうだい!」


元気に両手を上げながら店内に入ってきた。

面倒臭いなと思いながらも、

カウンターにコーヒーを置く。


「楠「柚葉」

「……く「柚葉」

「………い「柚葉」

「……はぁ…柚葉さんですよね?彼にここを教えたのは」

「ピンポーン!だいせーかーい!!」


名推理だね!だね!とニコニコ笑いながら話してくる。

正直、かなりウザい…


「え?リンちゃん、どゆこと?」

「だから、日村さんがここにきたのは楠「柚葉」

「…柚葉さんが教えたからってことだよ」


僕は天井に煙を吐き出してから話した。


「じゃあさ!じゃあさ!日村さんがここにきたのは楠木さんが教えたからってこと!?」


うん。橘…オウム返ししてるぞ…

同じこと言ってるからね…

あと、橘には訂正しないんですね…


「そういうことだよ〜」

「ん〜。結局どうゆうこと?日村さんの依頼も楠木さんの依頼も同じってこと?」

「そうね〜。うん!そういうことかな?」


やっぱり、橘には訂正しないんですね…


「結局、楠「柚葉」

「…はぁ…結局、柚葉さんは何が知りたいんですか?」

「うーん。そうね〜、なんか〜幽霊のせいじゃないのに〜幽霊のせいにされてるのが〜気に食わない感じ?」


何で僕だけ笑顔で訂正してくるんですかね…

可愛らしい口調で話していたのに、

最後の言葉だけ、かなり怖い感じでしたよ?

なんてどうでもいいことを考えながら

コーヒーを一口飲み、

とりあえず、調べられるだけ調べますよと話したら、

ありがと〜とニコニコ笑った。

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