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そもそもこれは突発的な誘拐なのだろうか?
誰かが計画的に行なったことなのか?
警察が調べているのにも関わらず、
こんなにも見つからないのなら、
調べ方を変えた方がいいのではないか?
そんなことが頭の中でグルグルと巡る
笹原瑞穂はオカルトに詳しかった様子は見られなかった。
では、笹原瑞穂の部屋にあったコックリさんの紙は?
友人の安村望美の影響を受けたのか…
それとも、安村望美のだった?
だとして、二人は何故コックリさんをしたのか?
何を知りたかった?
考えがまとまらず、タバコに火を灯す。
モアモアと天井へと上がる煙を眺めていると
「リンちゃん…これからどうする?」
橘が困った表情で聞いてくる。
どうしたもんかなと返事を返しながらも
僕は右手の指に挟んだタバコを眺めていた。
「困っているんですか?」
橘の隣の方から聞こえてきた。雨宮栞だ。
早く帰ってくれないかなと思いながらも
なかなか難しい依頼なんですよと返す。
楠木柚葉は黙ってコーヒーを飲んでいる。
貴女もいつまでいるんですかね?と思いながらも
僕は何も言わず黙っていた。
「橘に調べてほしいことがあるんだけど」
とりあえず、どんなことでも手がかりを見つけないとこには話が進まない。このまま時間が過ぎてしまうことは、失踪した彼女たちにとって危ない可能性が高い。
「OK OK!まかせんしゃい!」
「それなら、私はそろそろ帰りますね」
「うん!栞ちゃん、またきてね!」
はい!と笑顔で返事を返す雨宮栞に
それじゃ私もと楠木柚葉
やっとで帰ってくれるんだと思っていたが、
またくると言って立ち去る姿に返事を返せなかった。
カラコロカラン
「それで、俺は何を調べたらいいわけ?」
またくるんだとため息をつきながらも、
橘に調べてほしいことを話した。




