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これからどうすっかね〜?と橘は呟いた。

警察が調べていても見つからないのだ

僕らが調べて、そう簡単に見つかる訳がない。


あー、タバコ吸いたいなーと思いながら歩いていると

後ろの方から、おい!神影!と声が聞こえた。

この声はあの人だなと思いながらも

聞こえなかったふりをしながら歩き進める。

ふいに肩をつかまれた。


「おい!神影!お前また危ないことに首を突っ込んでんじゃないだろうな!」

「あっ!美咲ちゃんだ!やっほー」

「龍生!美咲ちゃんじゃなくて、山村さんだろ!」


何回言えばわかるんだとブツブツ言いながら

橘にチョップを食らわしている。

イテテ〜と笑いながら頭をさする橘に

やっぱり、こいつすごいなと思った。


山村警部。警察の方だ。


「聞いたぞ!この間も危ない目にあったそうじゃないか」

「たまたまですよ。たまたま」

「たまたまじゃないだろ!全くお前はいつもいつも…」

「ねぇ〜、今さ〜女子高生がいなくなったの調べてるんだけどさ。美咲ちゃんなんか知らない?」


おいおいと思った。火に油を注ぎやがって…

「おい!神影〜!?」

え?俺まずいこと言った?と橘はアワアワし始めた

その後、僕らは山村警部に説教をされた。


「とにかく、この件は警察に任せなさい!」

「でもでも、依頼受けちゃったし…」

「でももへちまもない!」

「ごめんなさい…」


いい歳こいてなんで説教されなきゃいけないんだと

思いながらも表情には出さずに話を聞いていた。

橘はシュンとしている。

普通に考えて、捜査情報を漏らす訳がない。

聞く相手を間違えているのだ。

このまま時間を使うのももったいない…

橘には悪いと思いながらも、僕はそっと立ち去った。


あれ?おい!神影はどこに行った!?と

遠くの方で聞こえたが、気にしないことにしよう。


歩き続けていると学校の前についた。

ここは…と考えていると


チリン


左腕から鈴の音が聞こえた気がした。

僕はこの音が大好きだったが、

二度と聴きたくないと思うこともある。


「あの!」


後ろから話しかけられた。

振り返ると制服を着た少女が立っていた。


「あなたが探偵さんですか?瑞穂ちゃんと望美ちゃんを…探してる探偵さんですか?」


そうか、この女子高生がもう一人の仲良くしていた子なんだろうなと思った。


「絶対に、絶対に見つけてください!」


そう言うと、返事も聞かずに

そのまま走り去って行った。

なんだったんだ?とも思ったが、

仲の良かった友人が二人もいなくなったのだ

絶対に見つけて欲しいと願うに決まっている


僕はいなくなった彼女の方を見て呟いた。

「絶対に見つけてみせますよ」



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