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-プロローグ-【あの日、あなたは。2048】
初めまして、いわおと申します。m(_ _)m
僕の小説でみなさんが楽しんでもらえれば光栄です!
それでは、お楽しみください!
『ドオン』
謎の爆発音に、俺は起こされる。
「っ!」
目を疑った。目の前には、廃墟と化した東京の街があったからだ。
「なんだよ。これ…。冗談じゃねーぞ…」
喉からはかすれた声しか出なかったが、その音さえも、響いてしまうような、そんな静かさだった。ビルは倒れ、家は崩れ、送電線も切れていた。海は汚れ、何かが浮いていた。ふと思う。ここには俺以外に人が見えない。おかしい。そう思った瞬間、足が震えてきた。俺の中から何かが出たがっている。そうだ、あの時、俺は、俺の家族は…。ここは、12年前の東京だ…。
次回、第1話!お楽しみに!




