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ウェザリア王国物語~グラスノース編~  作者: 夕闇 夜桜
第一章:異世界召喚、篠原廉編
5/87

第四話:冒険者ギルドと初依頼

【前回のあらすじ】

召喚されて一週間が経ちました




 ウェザリア王国、王都・クロニクル。


 王城の下に広がるこの街には、多くの人が行き交い、様々な物が行き来する。

 旅人や吟遊詩人たちも一度は立ち寄る街だ。

 そしてーー


「おぉ……」

「すっげー人の数……」

「凄い……」


 初めて城下に出た(れん)たちは圧倒されていた。


   ☆★☆   


「そろそろ、ギルドに行ってもいい頃だよな」


 剣や魔法の扱いに慣れてきた頃、廉の一言が発端だった。


「そうだねぇ」

「でも、いいの?」


 朱波(あけは)が本を見ながら返し、詩音が顔を上げて返す。


「何が」

「フィアやレガートさんたちに言わないといけないでしょ」


 ああ、と廉は頷いた。


「大丈夫。フィアから許可は貰った」

「フィアから、だけでしょー? レガートさんの事だから、『ぶっつけ本番でどうにかなると思ってるのか!』って、言ったりして」


 顔はそのままに、横目で廉を見た朱波はそう言う。


「そういえば、相手は生き物相手になるんだよね」


 詩音(しおん)が呟く。

 相手は魔物などだが、生き物には変わりない。

 ここはゲームや仮想世界じゃない。

 今、目の前にあるのは、紛れもない現実(リアル)だ。

 ()らなきゃ()られる世界。


「できるの? 廉」


 朱波が本を閉じ、顔を上げ、廉を見る。


「これをクリアしないと、あの子の気持ちは理解できないわよ」


 そう告げ、朱波は部屋を出ていった。


「廉」

「分かってる」


 詩音が話し掛けるが、廉は俯いた。


「私も出ていくから、ゆっくり考えなよ」


 そういうと、詩音も部屋を出ていった。


   ☆★☆   


「もー、こうでもしないと動かないとか、どうなのよ」


 朱波が呆れたように言う。


「しょうがないよ。私たちは、こんなにはっきりと生死に向き合ったこと無かったんだから」


 ニュースなどで、生死の話を聞いても、翌日にはあんまり気にしていなかった。

 でも、異世界(ここ)ではそうも言っていられない。

 自分の身を守るのは自分だ。


「廉だけに任せるつもりは無いけどさ。最終的に魔王と戦うことになるのは、廉なんだよね」

「まあ、そうだけど……」


 朱波の言葉に、詩音は顔を下げる。


「なら、慣れるしかないだろ」


 後ろから声がし、二人は振り返る。


「廉!?」

「よっ」


 軽く手を挙げる廉に、詩音は呆れたような視線を送る。


「考える時間は上げたけど、答えは出た?」

「出なかったら、ここにはいねーよ」


 そりゃそうか、と詩音は思う。


「それで、行くの?」

「行く」

「レガートさんは?」

「今から許可貰いに行く」


 自分たちの質問に答える廉に、二人は顔を見合わせ、仕方ないなぁ、と言いたげな顔をする。


「分かった。私たちも一緒に行く」

「私たちも、ギルドに行くんだしね」


 それを聞き、驚く廉を余所に、二人はレガートの所まで廉を引っ張っていった。


   ☆★☆   


 三人の前にあるのは、『騎士団団長室』と書かれた表札だった。


「な、何なんだろう。この威圧感は……」


 身構える体勢を取る朱波を、後ろから呆れたように廉と詩音がよくやるよなぁ、という目で見ていた。


「じゃあ、廉。チェンジ」

「チェンジ、じゃねーよ」


 親指を立て、語尾に星を付けて言う朱波に、廉がふざけんな、と返す。


「でも、話すのは廉」


 詩音が呟く。


「詩音……」


 お前は普通そうだなと、廉は詩音を見る。


「廉なら大丈夫。私、信じてる」

結理(ゆうり)の声マネは止めろ。つか、そんな台詞、あいつは絶対言わないだろ」


 笑顔で告げる詩音に、やっぱりか、と廉はツッコむ。


「……」

「……」

「……」


 だが、今は言う言わないの問題ではない。

 一度、深呼吸し、廉は二人に確認する。


「じゃあ、ドアを叩くぞ」

「うん」

「分かった」


 二人は頷き、廉はドアをノックする。


「……」


 静かさが場を占める。


「返事、無いな」

「まさか、いない……?」

「訓練場の方?」


 応答なしに固まる三人。

 互いに顔を見合わせ、訓練場に行くことにした。


   ☆★☆   


「いたぞ」

「いたねぇ」

「いた」


 三者三様に反応する。

 レガートはやはりというべきか、訓練場にいた。


「ん、どうした? 三人お揃いで」


 見ていたことに気づいたのか、レガートが近づきながら声を掛けてくる。


「いや、その……」


 目が泳ぐ廉に、二人は呆れ、レガートは眉を上げる。


「あの、ギルドに行きたいので、俺の訓練の時間をずらしてほしい、と思いまして」


 廉の言葉に、レガートは目を細める。

 内心、三人がひっ、と悲鳴をあげたのは秘密だ。


「許可できんな」

「え」

「ぶっつけ本番で、どうにかなると思ってるのか?」


 まさかの予想通りの言葉。

 その後、まあ、とレガートは続ける。


「殿下も許可を出したらしいからな」


 シルフィアの名前が出て、三人は互いの顔を見合う。


「何事も経験だとさ」


 この国がどういうものか見てこい。

 レガートはそう言って、三人を城下に出した。


 ここまでが、三人が城下にいた理由である。


   ☆★☆   


 人混みで迷いながらも、冒険者ギルドに着いた三人は中に入る。

 中は多くの冒険者たちで溢れていた。


「どこに行けばいいんだろう?」


 三人で首を傾げる。

 天井からは、様々な看板がぶら下がっていた。


『依頼受付窓口』

『換金受付窓口』

『カフェ・クロニクル』


 などなど。


「あれじゃない?」


 詩音が指を指した所にはーー


『ギルド登録窓口』


 と書かれていた。


「ご用件は何でしょうか」

「あの、ギルドに登録したいんですが……」

「はい。それでは、こちらに名前、年齢、職業などを記入してください。チームを組む場合は、チーム名の欄に記入してください」


 若干驚きながらも、受付嬢に言われ、順に記入していく。


「この、職業というのは?」

「ここは、冒険者ギルドですから、記入がされなければ冒険者になりますが、魔法を使える場合は魔術師などに分類されますので、魔術師の方の場合は魔術師と、剣が使える方の場合は剣士と記入してもらうことになります」

「なるほど。で、どうする?」


 廉は後ろから覗き込んでいた朱波たちに尋ねる。


「どうするって……何を」

「チーム名」


 廉に尋ねれば、チーム名をどうするのか、ということだった。


「お姉さん。これって、後でチームを組み替えることも可能なんですか?」

「可能です。ですが、その場合は必ずギルドに報告してください」


 朱波の問いに頷き、受付嬢は答える。


「分かりました。じゃあ、チーム名か……」


 思案しだした廉に、詩音が横から告げる。


「『幽玄の理(ゆうげんのことわり)』」

「『幽玄の理』?」


 廉は首を傾げる。


「『幽玄(ゆうげん)』は、奥深く容易にははかり知れないこと。また、味わい深い趣のあること。『(ことわり)』は分かると思うけど、物事の道理」

「つまり、『幽玄の理』は、奥深く容易にはかり知れない物事の道理、ってわけ?」


 詩音の説明を朱波は短く纏め、尋ねれば、詩音は頷く。


「そう。後は、後半の意味で言えば、余情はあとあとまで心に残る、しみじみとした味わいっていう意味だから、その道理って説明することもできる。あと、道理は筋道って意味もあるから、物事の筋道って意味でも通る」


 詩音の説明に、二人は固まる。


「……」

「……」

「……」

「何?」


 無言になった二人と受付嬢に、詩音は何かおかしかった? と尋ねる。


「詩音、お前……」

「そんなに長く話せたのね……」

「二人とも、何気に酷いね」


 驚いたように言う二人に、詩音は責めるような視線を送る。

 ちなみに、受付嬢の場合は、意味の説明に驚いていただけである。


「あ、あの、チーム名がそれでよろしいのでしたら、記入をお願いします。他にもお客様がいらっしゃいますので……」

「あ、すみません」


 受付嬢の言葉に、廉は慌てて記入した。

 記入を終えて、受付嬢に渡せば、名前と年齢、職業などの確認され、廉たちが頷けば、分かりました、と受付嬢は用紙を何かに挟む。

 すると、カードのような物が出来上がる。


「はい、登録は完了いたしました。こちらはギルドカードになります」

「ギルドカード?」

「はい、説明させてもらいますね」


 そう言って、受付嬢は説明を始めた。


 一つ、ギルドカードはギルド所属だという身分証明書のようなものだということ。


「関所を通る際にも、門番に見せれば通ることができます」


 つまり、街や国を越える際に必要とのこと。


 一つ、ギルドに所属する冒険者にはランクが存在する。


 ランクは全部で七つあり、ABCDEFの六つと、王国やSランクの冒険者たちから、その実力を認められると与えられるSランクの七つ。


「初登録である貴方たちは、一番下のFランクからのスタートとなります」


 ランクを上げるには、依頼を受け、達成させるのが、一番の近道。

 そして、Aランクより上にはSランクがあり、Sランクの話が出るのは、Sランクへの挑戦者やAランクからの昇格者が出たときのみ。

 なお、依頼遂行中に怪我等した場合、ギルドは責任を持たない。


「自己責任、という訳ですか」

「はい」


 廉の言葉に、受付嬢は頷いた。


「ランクを知る場合は、各受付にあるこの水晶に翳せば、知ることが出来ます」


 受付嬢は側にある水晶を示す。


「なるほど」


 廉たちが納得したのを見て、受付嬢は次の説明に移る。


 一つ、ギルドで依頼を受け、それを換金した際、その金額はギルドカードに保管される。


「金額を知る場合も、各受付にあるこの水晶に翳せば、知ることが出来ます」


 廉たちは頷いた。


 一つ、使用できるのは名前の書かれた本人のみ。


「中には悪用する人もいます。それを防ぐ為なので、ご了承ください」

「改ざんもできない、と取っても大丈夫ですよね」

「はい。改ざんされた場合、場所にもよりますが、ギルドに入れないこともあります。ですが、ほとんどは依頼を受けられない程度になりますね」


 廉の確認に頷き、受付嬢は説明する。


 一つ、紛失した場合、その時の状況により、再発行は可能。


「これは、依頼遂行中に紛失した場合、無償で再発行いたします。それ以外では、それなりの金額を払っての再発行となります」

「あの、質問です。それなりの金額と言いましたが、どれくらいの金額なんですか? また、それを嘘かどうか見破る(すべ)はあるんですか?」


 朱波の質問に頷き、受付嬢は答える。


「まず、一つ目の質問の金額ですが、銀貨以上です。後はその状況に応じての判断となりますが、三回目以降は誓約書を書いてもらうことになっています」

「誓約書?」


 首を傾げれば、受付嬢は説明する。


「いくら我々でも、三回以上の紛失は無視できません。そのための忠告も兼ねて、絶対に無くさないという誓約書を書いてもらうのです」


 要するに、仏の顔も三度まで、ということだ。


「そして、二つ目の質問ですが、あります。でもそれは、ギルド側の機密なのでお教えできません」

「そうですか。見分け方があるかどうか、分かれば良かっただけなので、それで構いません。答えていただきありがとうございました」


 ギルド側に見破る術があるなら、嘘を吐いても無意味だ。

 朱波の言葉に驚いていた受付嬢だが、我に返ったのか、廉たちに尋ねる。


「もし、ご質問が無ければ、お受け取りください」


 受付嬢に差し出され、三人はギルドカードを受け取る。


「あと、こちらもどうぞ」

「バッグ……?」


 受付嬢に出されたのは、バッグだった。


「はい、ギルド特製の亜空間バッグで、モンスターからのドロップアイテムなど多収納できる仕様になっています」

「なるほど」

「タイプはこのショルダーバッグタイプと、トートバッグタイプ、ポーチタイプの三つです」


 受付嬢は三種類のバッグを見せる。


「どうする?」


 廉は二人に尋ねれば、二人はうーん、と唸る。


「私は選ぶなら、ショルダーかポーチかな?」

「ショルダーはいる」


 大きい物入れられるし、と詩音は言う。


「……では、ショルダー二つとポーチ一つで」

「分かりました」


 少し考えて告げた廉に受付嬢は頷き、バッグを渡すと、またのお越しをお待ちしております、と頭を下げた。


   ☆★☆   


 無事にギルド登録を済ませた三人は、依頼リストのある場所に向かって歩いていた。

 先程、受け取ったショルダーバッグ二つは朱波と詩音が、ポーチは廉が持っていた。

 これは話し合った結果、廉が一番動きやすいように、とポーチを使うことになった。


「ところで、結理たちに聞かれたら、何て答えるの?」


 ふと思ったのか、詩音が尋ねる。


「大丈夫じゃね? ギルドに登録した程度で怒る奴らじゃねーだろ」

「それに、向こうもチームを組んで、こっちに向かってると思うし」

「だな」


 朱波の言葉に、廉が頷く。


「ところで、依頼はどうする? 受けてくか、それとも明日に回す?」

「そうだな……」

「受けるなら、簡単なやつ。採取系」


 朱波の疑問に廉が考え、詩音が意見を言う。


「なら、薬草採取か」


 物語の定番。

 薬草採取は大抵、最初の仕事だ。


「今から行く?」

「一応、今ある依頼を見てから決める」


 三人は見えてきた依頼リストにどんな物があるのか、依頼を探すために、リストの前に立った。


   ☆★☆   


「え~っと、討伐、討伐、採取、討伐、採取、討伐、討伐……」


 依頼リストを見ながら、朱波が順に読み上げていく。


「やっぱり、討伐系が多いね」

「ああ」


 討伐系の依頼リストに埋もれていた採取系の依頼リストを見ながら、廉は頷いた。


「お、これなんかどーよ」


 廉が二人に見せる。


「えっと、『薬草ノドクの採取』……?」


 朱波が見ながら、首を傾げる。


 『薬草ノドク』

 主に解毒薬として使われる薬草。

 ちなみに、毒性はない。


「……No、毒?」

「誰もそんなシャレ求めてねーよ」


 シャレを言い放つ朱波に、廉は冷静に返す。


「依頼内容はノドク十束の採取。うん、いいと思う」


 詩音は頷く。


「朱波は?」

「私もいいよ」


 廉の問いに、朱波は頷く。


「じゃあ、依頼を受理しに行くぞ」


 そして、三人は『依頼受付窓口』に向かった。


   ☆★☆   


 さて、依頼を受理された三人は、とある草原に来ていた。


「ギルドのお姉さんに生息地を聞いて来て来てみたけど……」


 地図を広げていた朱波は地図をしまいながら言う。


「見事なまでに、薬草の宝庫ね」

「取っても取っても、何故か生えてくる不思議な薬草たちらしくて、ここについて調べている研究者たちも理由が分からないみたいだしな」


 感心する朱波に廉が依頼書を確認しながら言う。


「『薬草取るなら、ここへ来い!』みたいな?」

「いや、それは無いだろうけど……」


 三人は話しながら、足元に注意して、目的の薬草を探す。


「どれぐらい取るんだっけ?」

「十束だ。まあ、約一袋分だな」


 朱波の問いに、廉が袋を取り出して、これだけ、と見せる。


「じゃあ、張り切って、いっぱいにしよー」

「おー」

「おー」


 気合いを入れ、三人は薬草(ノドク)を探し始めた。


   ☆★☆   


「にしても、朱波の奴、元気だな」

「ずっと外に出てなかったからね。気持ちいいんだよ」


 ものすごく楽しそうな顔で薬草を探しては、取っていく朱波を見て、二人はそう話す。

 城で外に出るのとは少し違う。

 空気や景色。

 遮る物がないため、風を直に感じられるこの場所は朱波にしてみれば、きっと落ち着けるような場所なのだろう。


「あと、どのくらい?」

「ああ、後少しだな」


 詩音に聞かれ、廉は袋の中を見ながら答える。


「なら、早く探そう。朱波に文句言われる前に」

「ああ」


 詩音に促され、廉は探すのを再開した。


   ☆★☆   


 数分後。


「とりあえず、目的の量はゲットできたな」


 採取した薬草の量を確認しながら廉が言う。


「戻ったら、換金しないとね」

「ああ」


 目的の薬草もゲットできたことだし、と三人は一休みしてから帰ることにした。

 ふわりと三人に穏やかな風が吹く。


「気持ちいい」

「うん」

「そうだな」


 伸びをして言う朱波に、二人は同意する。


(もし、再会できたら、今度は六人で来よう)


 廉はそう心に決めた。


   ☆★☆   


 一休みを終え、街に戻ってきた廉たちは、ギルドの換金場所に向かっていた。

 『換金受付窓口』に行き、取ってきた薬草と依頼書の薬草と照らし合わせた窓口の受付嬢から、ギルドカードの提示を求められ、三人は出す。

 金額はギルドカードに刻まれ、チームで受けた依頼なので、依頼書の額が三人のギルドカードにそれぞれ加えられた。


「これが」

「この世界で」

「初めて稼いだお金」


 三人でギルドカードを確認する。

 初依頼は成功と言ってもいいのではないのか。

 薬草は採取でき、魔物と遭遇することもなかった。

 そして、無事に帰ってきた。

 初めての稼ぎを三人は見つめ、握りしめる。

 初めて依頼を達成したという気持ちを忘れないために。







 その後、城に帰った三人は、シルフィアに出迎えられ、彼女に今日の出来事を話した。

 その際、廉たちが楽しそうに話し、シルフィアが楽しそうに聞いていたのを知るのは、本人たちだけである。


読了、ありがとうございます


誤字脱字報告、お願いします



さて、今回はギルドと初依頼の回


主人公、同じ台詞しか言ってない……



次回は今回に続き、新たな場所が現れます


それでは、また次回



H25/07/18 『幽玄の理』について 携帯の辞書より抜粋



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