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出会いは横暴に 1-1

―四月七日、桜舞う昭和坂しょうわざか、平成高校までのその道を坂本祐介さかもとゆうすけは真新しい制服で、しかしその表情は周りと対照的に物憂げな感じで自転車を押していた。


 今日は入学式、「本日はお日柄もよく―」といったテンプレートな序詞にふさわしい晴天。だが、彼の表情はどうあっても晴れない。


 「うっひょ~、見ろよ祐介。この学校ミニスカだぜMINISUKA!流石は美少女揃いの妙利みょうり学園の提携校だけあって可愛いのがよりどりみどりだぜ!!」


 一方その憂鬱な隣人を気にかけるでもなく、情けないまでによく響く声で自分の喜びを実況しているのは幼馴染、もとい腐れ縁の中岡英明なかおかひであき。どこまでも自分の欲望に忠実かつ大っぴらにできた男で、真人間ならまず彼と一緒に歩くのは躊躇われるほどだ。


 「はあ・・・、いいよね英明は。可愛い女の子さえ見てれば幸せなんだから」


 「まぁな!俺はそのためだけに生きてきたといっても過言じゃないからな!!」


 皮肉を言ったつもりが、毎度の如くまったく通じていないことに嘆息しつつ、祐介は舞い散る桜を眺める。


―受かるはずの高校に落ちた。祐介は中学時代にそれなりの成績を修めており、県外の進学校を志望し、ゆくゆくはどこかの有名私立なりと受けるつもりだった。だが不幸なことに試験当日、乗っていた電車が事故を起こして祐介は重傷を負い、再試も受けられないままに滑り止めとして受けていた近くの平成高校への入学が数周間前に確定した。


 不幸、としか言いようがないだろう、「自分は不運だった」と諦めるべきだろう。だが、何事にも消極的だった彼が始めて抱いた「目標」であったのも真実だ。だからこそ、こうして今も引きずっている訳であって、そして今も再試当日に病室のベッドの時から幾度となくついてきた溜息がもれた。


 「・・・祐介」


 そんな様子を見かねたか、英明が割と真剣味を帯びた表情で彼の方を向く。


 「・・・・・・坂の途中で屈伸して偶然前の人のスカートの中が見えたんだったら、ギリギリセーフだよな?」


 「・・・・・・普通にアウトだよ」


 十年来の友より、目の前の欲望。中岡英明はそういう男だった。


 だが、彼を見ていると自分がこうして黒いものを引きずっているのが馬鹿馬鹿しく思えるのも事実であって、これは彼なりの励まし方なんだろうと祐介は解釈することにした。


 「・・・・・・じゃあ、こけたら何とかいけるかな?」


 解釈訂正、やはり彼は自分の欲求を最優先する男だった。多分、世界滅亡の瞬間までエロいことを考え続けるだろう、顔立ちは何も知らない女子に騒がれるほどなのに。


 実際、彼のその容姿なら芸能人にいてもおかしくないレベルだが、口を開けばただの変態。そんな彼の中学時代に女子の間で付けられたあだ名は「ガッカリイケメン」とはよく言ったものである。


 溜息をつくのも阿呆らしく思えて、ふと祐介は後ろを振り返る。先程自分たちが登ってきた道、そこには自分たちと同じく新入生がいくつかのグループやペアに分かれて談笑しながら歩いているのが見えた。


 その中に一人だけ、他とは違い、少女が孤独に歩いている。


 ブレザーの袖の刺繍から判断するに平成高校の新入生であることには間違いがなかったが、祐介には彼女は他より幾分目立って見える。まず、遠目からでも分かるほどに彼女の容姿は群を抜いていた。貧困な祐介のボキャブラリーで言うなれば、まるでアニメに出てくるような可愛さ、といったところか。


 そして、何よりも祐介が気になったのは彼女のその表情。それはこの世の不幸を呪うような、先刻までの自分と寸分違わぬ憂いを帯びたものだった。


―気づいたら祐介は坂を逆戻りしていた。特に意識したわけではない。体が自然と彼女のほうへ向かっている、そんな感覚。ただ、なんとなくお人好しの彼にとっては放ってはおけなかった。

 

 彼は彼女の前に立ち、進路を塞ぐ形になる。そして先程からリュックの紐を握りながら下だけを見て歩いていた少女は、ふと目の前の足に気が付き、顔を上げる。


 「「・・・・・・」」


 二人は目が合い、石化魔法でもかけられたようにそのまま数秒間硬直する。


 改めて祐介は彼女の顔をまじまじと見る。整った目鼻立ち、小さくて愛くるしいと表現するにふさわしい唇は微かに開かれ、そのピンク味の強い色は幼さエースの証。加えて程々なまでに白い肌と自然な薄茶髪のセミロングヘアーとのコントラストは彼女の美少女度数を通常の三倍にまで引き上げる。


 まさに、「足もついているパーフェクト」と呼ぶにふさわしいスペックだった。


 その圧倒的な性能を前にして祐介はただ見惚れるだけという体たらくであり、英明ならその場で歯の浮いたセリフの一つでも言えそうなものだが、生憎彼は甲斐性なしであり今風に言うとヘタレである訳でそういう行動には及べない。


 「ねぇ、」


 すると美少女の方が痺れを切らしたか、純情ウブでシャイな彼に対して熱烈なアプローチを―、


 「何か用かしらマヌケ面」


―どころか、何者すらも氷結させてしまう絶対零度アブソリュートな瞳で睨み据え、剃刀の如く鋭い暴言を浴びせてきた。一部の人間は確かに熱烈アプローチと受け取るが、そういう人種は総じて「ドのつくM」の分類に入る。


 もちろん祐介はそんな特殊な性癖ではないために、一瞬この言葉がこんなに可愛い彼女から発せられたと信じられなかった。故に、彼女が本当に言ったかどうかの証明を求めた。


 「アンタ、聞いてんの?私は『何か用』って言ったんだケド」


 だが、続く先程と同じ可愛げな声が横柄な口調でやはり彼女の口から発音されたので残念ながら速攻で実証される。


 「や、あの・・・」


 そもそも異性と話す機会が天文学的数値並に皆無であるため、ただでさえ普通に話すのにも割と苦労するのだが、よりにもよってその異性ー外見は紛れもない美少女には違いないがーが彼を問い詰めている訳であって、まったくもって対応法が思いつかなかった。


 「用がないならどきなさいよ、この変態」


 ただ目の前に立っているだけで変態呼ばわりされるなら、一体週2ペースで女子更衣室へ飽きることなく突入していた英明は一体どうなるのだろうなどと割とどうでもいいことばかりが祐介の脳裏をよぎり、余計に混乱する。


 「だから、その・・・」


 「いい、この際言っとくわよ」


 そこで不意に彼女が左手を腰に、右手を祐介の鼻に突きつけながら顔を近づけてまっすぐ睨み据える。


 「アンタ、確かに私に見惚れるのは正しい心を持ってると賞賛してやるわ。でもね、人間釣り合いってものが大事なのよ、分かる?つまり―、」


 そこできり、彼女は指先で祐介の鼻を小突きながらこう宣言する。


 「アンタじゃ、何もかも不足してるのよ!」


 「・・・・・・はぁ」


 あまりに乱暴すぎる彼女の言葉に、大抵の人間は憤慨したり心が折れたりするものだが、祐介はただ気のない返事を返した。


 「ちょ、何よその返事は・・・?」


 「え、いや確かにそうだと思いまして・・・」


 「へぇ・・・、話の分かるやつもいるものね。感心だわ、自らの愚かさを自覚している人間というものは」


 「ええ、君のような本当に可愛い人には僕なんて到底つりあいませんよ」


 「ーーーーーっっ!?」


 屈託なく、苦笑を浮かべながらの一言。だが、その一言は紛れもなく本心からのものでーー、


 「そ・・・・・っ!?」


 彼女は眼を見開き、驚いていた。やがてその頬はだんだん朱に染まっていた。


 「―そ、そそそそその通りよ!大した慧眼の持ち主ねっ!!」


 「はぁ・・・・・・」


 「そ、その・・・ただ、」


 「・・・・何か?」


 「た、ただ、アンタの名前を教えなさいよね!?」


 「どんな『ただ』の使い方やねん・・・」と誰もが思ったが、言及すると極めて面倒くさそうなのでスルーした(賢明な判断)。


 「えっと・・・、僕は坂本祐介。北山中学出身だよ。君は?」


 「なんでアンタみたいな奴にこの私が名乗る必要があるのよ?」


 「ワガママだな!?」


 ツッコミの癖でついついツッコむ。すると彼女は隠すこともせず露骨に不快な表情を露わにする。


 「『ワガママ』?何言ってるのよ、アンタみたいなよく分からないモブキャラに名乗るほど安い名前じゃないわ」


 「なんたる横暴!?」


 「ったく、うっさいわね。・・・私の名前は陸奥優奈むつゆうなよ」


 「陸奥、優奈・・・」


 「そうね、特別に『優奈大帝ゆうなザ・グレート』と呼ぶことを許可するわ」


 「されなくてもいいよそんなこと!?つか、大帝ってなんだよ!?」


 あまりに理不尽というか唯我独尊な彼女の態度に、先程までのイメージを分子レベルまで分解された祐介は内心失笑する。だが、彼の心情とは関係なく優奈の猛攻は続く。


 「というかアンタ、人の好意を素直に受け取れないタイプ?」


 「人に『大帝』って呼ばせてる時点で好意もクソもないと思うけど・・・」


 「あら、男って奴はこう言った方が喜ぶって紗奈が言ってたのに・・・」


 「偏見んんっ!?ソレは一部の人だけだから!一体異性に対してどんな見方を教わったのさ!?」


 「母親から学んだ男の印象はどうしようもなく馬鹿で無能で愚かで下品極まりない低俗な生物だけど?」


 「ダウトォォォォォォ!?みんながみんなそんな人じゃないと思うんだけど!?」


 「・・・確かにアンタは馬鹿で無能で愚かそうだけど下品ではないわね」


 「下品以外は該当してるんだ僕!?なんかちょっと涙出そうなんですけど!?」


 実際あまりの暴虐っぷりにちょっと心が折れてたりする祐介は激しい連続ツッコミの疲労も加わり自転車のハンドルに突っ伏す。


 そんな感じで優奈の猛攻に耐えていると、ふと坂の下から何やら高速で接近するものが目に入った。


 とにかく速かった。チャリであるにかかわらずかなり速い。通常がどのくらいか分からないけどとりあえず通常の三倍といいたいところだ。ちなみに先ほどから赤いお兄さん的表現が多いのは祐介のボキャブラリー不足に起因している。


 そんな高速で接近する機影を見た人間の取る行動は大体迎撃行動をとると漫画、アニメの世界では相場が決まっている。そして対空機銃をお見舞いしてやるのだが大体外すのもまたセオリーである。


 が、残念ながら現実にはそんな事態があるわけがなく、力強いペダリングでかっとばしていたチャリは上り坂にもかかわらず慣性力が働き、そのまま呆けて祐介と優奈の事態を見守っていた英明に突っ込んで-、


 「うお、アブね!?」


 ―いく前に英明が持ち前の無駄なまでにいい運動神経をフル活用して紙一重の差で回避。そしてその後ろに控える祐介は「・・・へ?」という割と間抜けた声を遺して突っ込んできた自転車の餌食となる。


 盛大な音を立て、祐介とチャリの主は吹っ飛び、祐介は地面と熱い接吻を交わす。


 「―い、痛たたた・・・!!英明、避けるなら避けると・・・」


 幸い自転車が衝撃のほとんどを受け止めたお陰で大怪我は免れたが、自転車は大破、乗ってた主もガードレールに強かに頭を打ち付けて悶え苦しんでいる。


 「や、悪い。それより、大丈夫っすか?」


 まったく反省したそぶりもなく、幼馴染の親友より突っ込んできたほうの生徒に駆け寄る。その平成の学ランを着た男子生徒はよろけながらも立ち上がろうとしていた。


 「―ウウ・・・、スミマセン。私トシタコトガツイウッカリ・・・」


 片言の日本語だが、なかなか澄んだ良い声で謝罪しながら立ち上がった男の後ろ姿は、英明よりも高かった。そして今時珍しい金髪。


 「マッタクスミマセン、本当ニ申シ訳ゴザイマセン・・・」 


 更に振り返ると、そこにはハリウッドあたりでないとまずお目にかかれないような碧眼のハンサムフェイス。英明もなかなかのイケメンではあるが、彼の場合は苦痛でゆがんだ顔すらも一種の芸術を思わせるような中性的な彫りの深い整った顔立ち。


 彼こそ「白馬の王子様パーフェクト」にふさわしき優男だった。


 その美男子が爽やかな笑顔で手の差し伸べる。


 「ソチラノオ嬢サン、オ怪我ハアリマセンデシタカ?」


 ―優奈に。


 「いやいや、おかしい!?明らかに被害者目の前にいるよね!?」


 後頭部の鈍痛が去らないままだが、祐介はツッコミマイスターとしての責務を果たすべくツッコむ。


 「オ嬢サン、シバシオ待チヲ・・・。アア、大丈夫ッスカ?」


 「僕にはぞんざいだな!?」


 「流石は欧米人、レディーファーストだな・・・」と英明が冷静に呟く中、祐介は立ち上がって砂や汚れを払いながらその金髪碧眼、間違いなく非モテ達の怨敵に指摘する。


 「そもそもこんなトコで走るときは前方確認しよう、そして止まれるぐらいの速度で走ろうよ!?」


 「アア、ソレガデスネ。コノチャリ、制動装置ブレーキガイカレテテ・・・」


 「乗るなよそんな危険車両に!?」


 自転車は|安全マーク(B〇A)のついたものを選びましょう。


 「それに、ギリギリのトコで優奈に当たらない様にモロ僕の方に方向変えたろ!?」


 「気ノセイッスヨ。ソレニ貴方ナラ怪我ヲ負ッテモ色々ナ意味デ大丈夫ソウダッタノデ」


 「何をもって色々な意味と!?」


 「「きっと祐介から出てる小者臭だろうな・・・」」と長年の付き合いの英明と出会って間もない優奈が心の中で冷静に指摘していることはまったくの真実であったが幸か不幸か当人は気づいていない。気づかないことが幸せなこともある。


「申シ訳ナイ、日本ニ来テマダ数週間、右モ左モ分カラナイモノデ・・・」


 「いや、外国の人の割にはえらく堪能とは思うけど・・・」


 少なくとも時々のアクセントの稚拙さはあれど、彼の日本語は十分通じるものであった。「数年間日本にいました」と言われても何の不自然も感じないだろう。


 「エエ、インターナショナルスクールニイタモノデ、日本語ハ会話表現ト読ミ書キハ習イマシタ!」


 「へぇ、上手いもんだな・・・。それでその―」


 「―ア、申シ遅レマシタ。私ノ名ハマクシミリアン・F・グラバー、『マックス』トデモ呼ンデ下サイ!」


 マックスはそのままピョコンと頭を下げる。日本の礼儀も学んでいるようだ。


 「それじゃマックス、俺も自己紹介しよう。俺の名は中岡英明、ご覧の通り、女の子を求める紳士ジェントルメンさ」


 「いやいや、訳わかんないから」


 祐介が冷静にツッコむが、英明は気にも留めない。あるいはこの図太さが彼の彼たる所以だろう。


 「えっと、僕は坂本祐介。英明と違って特に何もないかな」


 「―と彼は言っているが、実は重度の変態だ」


 「嘘情報ぅぅぅぅっ!?いや、マックスも『なるほど・・・』みたいな顔しないでよ!?」


 「―というよりアンタ達、どーでもいいけど集合時間まであと3分よ?」


 「「「いや、ソレを早く言おうっっっっ!?」」」


 先程から事の顛末を見届けていた優奈が携帯の液晶を眺めながらそう言うと、三人は初対面の割にはほぼ完璧にシンクロしたツッコミを入れて走り出す。ちなみに祐介とマックスは壊れた自転車を担いで走っていたりするから勢い英明と優奈との距離が離れていく。


 「―ソ、ソウイエバソコノオ嬢サンノオ名前ヲ聞イテナカッタンデスガ・・・」


 「今聞くこと!?無駄な酸素の使い方するなよ!?」


 「そうツッコむアンタも無駄な酸素を使ってるケドね・・・。私は陸奥優奈、『優奈神ゴッドオブゆうな』とでも読んで頂戴」


 「さっきよりグレードアップした!?そして本名は僕の時より素直に答えた!?」


 更に激しいツッコミで祐介の呼吸は限界寸前である。だがそれでもツッコまざるを得ないのは彼がツッコミマイスターたる所以だろう。


 「うっさいわね、じゃあ『優奈閣下』でいいわよ」


 「大して変わってねぇ!?」


 「分かったわよ、じゃあ『優奈』でいいわよ」


 「落差激しいな!?つか、間に合わねーーー!?」


 ちなみにしつこく念を押すが、祐介は自転車を担いで坂道をダッシュしているのであって、その上ツッコミまでこなしているために最もスタミナを消費していたりする。そして彼はだんだん失速し、ついにはズッこける。


 「ちょ・・・、待っ―!!」


 「さらばだ、祐介っ!」


 あっさりと幼馴染を放棄する英明。


 「無様ね、愚かだわ・・・」


 冷ややかに罵倒して去る優奈。


 「大丈夫、責任持ッテ骨ハ拾イマス!!」


 敬礼しながら走り去るそもそもの元凶マックス。


 「り、理不尽だ・・・・・・!!」


 そうして祐介は入学式という初日から遅刻し、教師間では暗黙のうちに非模範生徒としてのレッテルを貼られた状態で彼らの波乱まみれの学校生活がスタートするのであった。


とりあえずボーイミーツガールのしょっぱなです。


何か不備とか感想とかありましたらご意見いただけたら幸いです。

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