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プロローグ 〜古〜
やっと友人からノートが返って来ました……
人とは、元々在るべくして生まれたモノではなかった。
その昔存在していたのは、強大な四の魂と弱く小さな力だけ。
しかし何時からか、《魔》と呼ばれるモノが現れ、世界を荒らすようになった。それを見た四の魂は、弱き力を、全てを保つため、全身全霊をかけて戦うことになった。
火の魂は魔を燃やし
土の魂は魔を枯らし
水の魂は傷ついたモノ達を癒し
風の魂は弱きモノを守るための結界を巡らした。
永きにわたる戦いの中、何時しか人が生まれ、人が魔と戦うようになった。
魂達は、最早人に貸す程の力しか、残っていなかったのだ。
〜帝国図書館 蔵書より〜
自分は今中間試験約2日前なんていうヤバすぎる状態なので、次の更新何時になるか分かりません。……明日更新するかもしれないけど……