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どうしてこうなった・・・ 05

赤い果実ちゃんはリンゴ

side アレス


運良く生きた山賊Aからアジトの場所を聞き出してシャルと二人でそこに向かってる。


山にある洞窟をアジトにしてたとはねー、しかも山の中は洞窟で繋がってるらしいから山に入ればすぐ逃げ切れるってわけかー。


んー、それにしても山賊の合計人数が50人かぁ、そこは対して問題じゃないんだけど山賊Aが言ってた「狂炎のトキ」がいるってのが心配かなー、山賊を逃がすと後々厄介だし、かと言って山を魔法で潰しちゃおうにも捕まってる人がいたらできないし


うーん、困った! シャルの武器だと洞窟が崩壊しちゃう可能性もあるし、それに剣じゃ狭いところでは思うように動けないしで・・・困ったなぁ・・・広い場所があればなんとかなりそうなんだけど


でも捕まってる人がいたら助けないとね! 僕で助けれる人がいるのなら助けたいしこんな所で躓いてちゃ僕の夢にも届かないしね。


「シャル、そろそろ洞窟の入り口があるはずだから気をつけていこう」


「・・・・・」


ふふっ 僕が言うまでもなくすでに戦闘態勢か・・・やっぱり君は頼りになるよ。シャル


「っ!・・・シャルあそこが入り口みたいだよ」


木と木で挟まれた場所に大人2人分の大きさの穴がぽっかりと開いていた。


「よし、行こうかシャル」


そうして僕は洞窟に入ろうと一歩足を踏み出したんだけど


ガシッ


「シャル?どうかした?」


シャルは僕の肩を掴んで一旦止めると同時に近くの石を拾って入り口付近にある木に向かって投げたんだ。


シュッ!


すると槍が入り口当たりに突き刺さったんだ・・・・・・シャル、君はやっぱりすごいよ。





そうして僕らはシャルのおかげで罠にかからず洞窟に入る事ができた。


洞窟に入ってから数十分が経った。どうやらこの洞窟はかなり大きいらしい、だけどどうも様子がおかしい、人の気配がまるでしない。いくらでかいからってまだ1人も山賊と出会っていない。どうなっているんだ?


「ねぇシャル、この洞窟どう思う?」


「・・・・・わからない、でもどこかにあるはずだ」


【あるはず】? シャルはこの洞窟が何なのか知っている? いや知っていたら言っているはずだし・・・よく分からないけど僕はシャルを信じよう


「そっか、ん?シャルあそこの扉から灯りが漏れてる」


「・・・・・いくぞ」


さぁ何があるのかなっと!


その部屋に突入して僕は目を疑った。そこ部屋の大きさはかなりの広さだったんだと思う。正確には測れなかった。いや測ろうにも山賊達であったろうモノで埋め尽くされていてその部屋はすべて赤く染まっていた。


「これは・・・・くそっ、いったい何があったんだよ。」


これじゃ捕まっていた人が居たのかさえ分からないじゃないか・・・・ん?あれは・・・


「シャル、あそこに文字が書いてあるよ」


赤で染まっている部屋の中にところどころ黒い文字で何かが書かれていた。


そしてシャルが文字を見た時シャルの雰囲気が変わった。今までは無表情であっても人の気配がしていたのに今は違う。人であって人じゃないみたいだ。


それにシャルの首の文字が光ってるしどうなってるんだろう


「・・・・其は神の時代に生れしもの、其は災いをもたらすもの、其は神々の王を喰らいしもの、そして其れは眠る、地下神殿「ニヴルヘル」へと眠り落ちる・・・」


「シャル!!どうしたの!?シャル!」


シャル?・・・どうしたの? コワイ、これはシャルじゃない・・・シャル戻ってきて!!


「・・・・・あ、あぁすまない大丈夫だ」


よかった・・・元に戻ったみたいだ・・・だけどさっき言ってた事はなんなんだろう?


「シャル? さっき自分で言ってた事はどういう意味なの?」


「・・・・・なんのことだ?」


覚えてない? いや今考えるのはよそう。とりあえずこの先に何があるのか調べないとね。それに何か嫌な感じもするし


「そっか、なんでもないよ。とりあえずこの先にも扉あるから先を急ごう」


「・・・・・ああ」




にしてもこの洞窟どうなっているんだろう? さっきからずっと下に下にと来てるけど一向に終わりが見えないし、それに何かこう・・・さっきから魔法の気配がしてr



ドォォォォン


「っ! 今のは一体!」


これは、魔法と魔法がぶつかっている? 誰かが戦ってるのか!


「シャル、行こう!この先で誰かが戦ってる!」


「あぁ」


そして僕らはその部屋に飛び込んだ。 


でも、今考えればもうちょっと冷静になればよかったと反省してるよ。


はぁ・・・・










side シャル


るんるんる~ん♪


やぁみんなのシャルだよ!


え?うざいって? だってだってあのおっちゃん、俺らがボコボコにしたのにも関わらず自分の住みかに赤い果実ちゃんがいっぱいあってそれをくれるって言ってるんだぜ!! これを喜ばず何を喜ぶかね!!! ヒーハー!!!



おおっ!あそこに俺の赤い果実ちゃんが大量に!! くぅ~! たまらんね! なんかアレスが言ってるけど無視無視!


む! アレス俺より先に果実ちゃんに向かうとは許せん!! 肩と掴んで止まった時にそこらにある石を拾ってアレスに投げつける!!! って滑っチャッタ。アレス運のいい奴め・・・


って、あれなんで槍が突き刺さってんの? ちょっ アレス腕ひっぱるな! 

あぁ!俺の果実ちゃんがぁぁああああ





数十分後。


やっぱ、無理やりにでもこの洞窟入る前にあった果実ちゃん確保しとけばよかった・・・・

あのおっちゃん嘘ついたな! 全然俺の果実ちゃんないじゃないか! いやでも保存するために奥深くに置いてあるのか!


「ねぇシャル、この洞窟どう思う?」


あぁん? どう思うって俺がしるわけねーだろ! それに赤い果実ちゃん見つけても絶対やんねーからな!


「・・・・・わからない、でもどこかにあるはずだ」


「そっか、ん?シャルあそこの扉から灯りが漏れてる」


なに! やっと赤い果実ちゃんとご対面か! うぉぉおおぉお!まってて俺の果実ちゃぁぁあん


「・・・・・いくぞ」







入ってみてこう思いました。僕しばらく何も食えそうにありません。ウプッ


うぉぉい、誰だよこんな事したやつ・・・いやまじで俺みたいな平凡な子こんなん見たら卒倒しちゃうぜ? うぇ・・・


「シャル、あそこに文字が書いてあるよ」


あぁん? アレスよ・・・この状況の中よくそんなん見つけれるなオイ。


さぁて何が書いてるの・・・か・・・な・・・・


あ・・れ・・・これは、あぁだめだ意識が遠のく、だめだ考えがまとまらない。これは知っている、けど分からない。これはそうだ、母さんが―――。


「シャル!!どうしたの!?シャル!」


えっ、うぉぉぉお!アレスそんなに人を揺さぶっちゃいけません! 吐く!ただでさえ気持ち悪いのに吐いちゃうよぉぉぉおお!!


「・・・・・あ、あぁすまない大丈夫だ」


や・・やばい吐きそう


「シャル? さっき自分で言ってた事はどういう意味なの?」


何の事か分かんないけど、今俺は胃の中にあるものすべて君にぶちまけてやりたい気持ちだよ。はっはー


「・・・・・なんのことだ?」


「そっか、なんでもないよ。とりあえずこの先にも扉あるから先を急ごう」


「・・・・・ああ」


とりあえず吐きそうです。ウプっ


ドォォォォン


うぉぉぉ・・・この揺れはっ! まじでやばい! 吐く吐く!!


「シャル、行こう!この先で誰かが戦ってる!」


いや、戦ってるとかどうでもいいから吐きそうなんだってば。


「あぁ」


アレスを先行かせてここで吐いておこう。うんそうしよう。 






ふぅ、すっきり!さぁて赤い果実ちゃん探しにいきましょー♪


そして俺はその先に進んだんだけど、今となっちゃ猛烈に後悔してる。


はぁ、本当俺の人生ってなんでこう・・・・はぁ・・・本当どうしてこうなったんだろう・・・


全然先に進まないなんてどうかしてるぜ!


すいませんすいません

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