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どうしてこうなった・・・ 08

8話あげたつもりが消えていて先に人物紹介が orz


ここは魔法大国の西寄りにあるルルス街。この街のとある宿屋でうなされている美女がいちm「誰が美女だゴラ!」・・・・・・うなされてる男が一名。といっても顔にいたって変化はなくいつも通りの無表情で寝ています。「悪かったな!」・・・・いいから夢に戻れよ。ヘタレ。「てめっ!ヘタレってのはなアレスに対して言うものであってだな!」いいから夢に戻れ。「あっ!ちょっまっ!・・・アッーー!」


はぁ・・・・それじゃ夢の中にGOGO



side シャル




母さん、父さん待ってくれ・・・・

頼むから・・・やめてくれよ・・・


『うがぁぁぁああ!!』


ドドドドドッ


「こらー、シャル!逃げてばっかりじゃなくてちゃんと反撃しなさい!」


『何言ってますん!? Aランク魔獣「棘ドラゴン」&父さんの魔法の嵐でどう反撃せぇっちゅーの!?』


「むっ、そんな悪魔っぽい呼び方でドラドラちゃんの事悪く言うんじゃありません! あなた!もっと弾幕増やして!」


「りょ~か~い」


『悪魔っぽいも何もそれ魔獣ですから! ってか母さん魔獣を従えるとかどんだけ非常識なんだよ!? 父さんそれ以上魔法攻撃増やされたら僕死んじゃうってばぁぁあああ!』


「「一回死んだら強くなれるよ(❤)(~)」」


『んな話があってたまるか! ちょっ、まっ・・・・だめぇぇぇえええ!!!』








はっ!!!


い・・生きてるよな俺。あぁ最近母さん達の事夢に出る事多くなったな・・・ほとんどがサバイバルだったけど、シクシク


あー、なんか二度寝するにも目冴えちまったし起きるかー、んん?なんかベットが温かい・・・な・・・ってまたか・・・


そーっとシーツを取ってみるとやっぱりいました。はぁ・・・ったく。


「・・・・・サフィ」


中にいたのは大型犬くらいの大きさに小さくなった銀色の毛並みをした狼が包まって寝てましたとさ。

呼びかけて揺すってみたけど反応なし、それどころか俺にすりよってきた。なにこの可愛い生き物。なんでこうなったんだっけ・・・・









一週間前、洞窟内にて―――。



はっ!ココハドコ!ワタシハダレ!

・・・・えーっと、なんでここに居るんだっけ。・・・・あーそうだ。変態火トカゲに絡まれて奥の扉開けたら祭壇あってそしたらそこに狼がいて頭なでなでしたら光りだして、光が収まったらなんかすげー美少女?美幼女がいてかわいいなーって思ってたら抱きつかれて・・・・・・・kissされ・・・た?

あれ、俺ロリコン? いやいや俺の好みは年上のお姉さまだ!


ふー、あれは夢だな!はははっ夢ならばちょっと惜しかったな!


「シャル!おきた!」


ゆ・・・め・・・じゃないんですね。ははは・・・。いやしかし俺の腹にぐりぐり頭押し付ける可愛い幼女を見てみると本当可愛いなーって思うわ。


綿飴みたいな銀髪で白く透き通る肌で、なんかこうおとぎ話の妖精かと思うほどだね!

しっかし可愛いな!とりあえず頭なでておこう。


「えへへ/// シャル好き好き好き!」


おぉう・・・鼻血でてきそう。もうやめて俺のHPは0よ! 


ちゅ


why? ちょ!またkissされてますがなーーー!! 待つんだ幼女よ! ファーストキスとセカンドキスまで奪うか! まじで落ち着いてぇぇぇえ!

引き離したら引き離したで、とても綺麗な青色の目に涙を滲ませてすっごい悲しそうにこちらを見上げて


「うぅぅ、シャルぅ、きらいになった?」


うぉぉぉ・・・この幼女は俺を萌え死にさせるつもりか! き・・嫌いではないぞ!? ただ突然すぎてだな!


「あら、ロリコンさんお目覚めなのね、でもこんな可愛い子を泣かせるなら永眠しちゃってもいいのよ?」


ぐふっ、貴女は今日も毒舌絶好調ですね・・・


「シャル、寝ちゃうの? なら一緒にねる!」


またまた抱きつかれました。いや本当なんなのこの可愛い生物。


「本当にシャルの事好きなのねー、・・・・黒い美女と白い美少女が抱き合う・・・これも中々良いわ」


いやいや、所でこの子一体なんなのさ?


「ん? あんた気づいてたんじゃなかったの?まぁいいわさっき聞き出した事教えてあげる。たぶんこの子はこの神殿に封印されてた古代の神の一柱だった怪狼フェンリルね。とは言っても本人はその自覚ないみたいだから確かめようにもわかんないわ。」


自覚がないって? お腹に頭ぐりぐりしてる幼女を見つめ、なぜかは分からないけどそうなんだと理解してしまった。


「チビシャルが寝てる間にここらへん見て回ったけど地下神殿「ニヴルヘル」だっていう証拠も見つからないし本当にわかんないのよねー。」


ふーん、まぁ良いんじゃね? ってかこの子どうしよう?


「あんたまさかこの子置いていくとか言わないわよねぇ?」


もちろん連れて行きます!


「んで、この子自分の名前すら覚えてないみたいだから名前つけてあげたら?旦那さま?」


え? 旦那様?なにそれおいしいの?


「美味しくないわよ。あぁでもロリコンなヘタレシャルには美味しいかもね」


あー、今日はなんだけ視界が悪いなぁ、ははは、いや洞窟の中だけどね。


「馬鹿言ってんじゃないわよ。それにねこの子が覚えてる事っていうのはあんたの事だけ覚えてるのよ?それにあんたとはすでに結婚してるってさ。」


why? 俺いつ結婚しましたか? え、何実は俺夢遊病とかでひっそりと結婚しちゃってたとか!? 俺の目指せハーレム計画は!?


ドガッ


「現実に戻ってこい。というかさっさと名前つけてやんな」


アイシャ様、人の頭を蹴っちゃいけませんって親から教わりませんでしたか?・・・・いえなんでもないです。ってかおまえ名前なかったんかい?


お腹ぐりぐりしてるのをひっぱりだして顔を見てみる。すっごい笑顔です。笑顔大事だね。あぁ鼻血でそう。んー、にしてもこの子の眼すげー綺麗だなぁ透き通るような青。


そうだこれでいいじゃん


「・・・・・サファイア。お前はこれからサファイアだ」


頭なでなでしながら言うとすごい嬉しそうに笑って、その笑顔が「■■■」に似ていて俺は・・・


「サフィ!シャルとずっと一緒!」


お、おぉ? なんか略されたけど気に行ってくれたんかね? ってこら、またkissしようとすなー!

アイシャも笑ってないで助けてぇぇぇええ!


「はいはい。そろそろ行くよ?」


おお、アレスお前いたのか!すっかり忘れてたぜ! アレスが手を差し伸べていて俺はその手を掴もうとしたんだけど、


がぶっ


へっ? わおっ人間が狼に一瞬で変化してアレスの腕に噛みついてる☆Z☆E☆

まぁなんだ、日頃の行いを悔いていろアレスよ。そしていいぞもっとやれサフィ!


「アッーーーーーー!!」


うっさいぞ、アレス










side アレス


祭壇からシャルを移動して広間へと戻ってきた。僕ら4人、シャルを寝かして僕とアイシャはこの不思議な女の子に話を聞くことにした。とは言っても僕がシャルに近づくとすごい威嚇されちゃうから話はアイシャに任せる事にした。


「ねぇねぇ? あたしはアイシャ、でこっちのイケメンがアレスって言うんだ。君の名前教えてくれる?」


「しらない」


「えーっとじゃ、君はあの祭壇で寝てた狼かな?」


「わかんない」


「えーっと・・・・」


うーん、本当にわかってない感じだし記憶がないのかな?


「君は記憶がないのかな?」


僕がそう言うと、今までシャルにしがみついてシャルしか見ていなかったけどこちらを見てくれた。


「ううん、シャルのこと覚えてる」


シャルを覚えている? どういうことだろう?


「シャルの事覚えてるって、この祭壇で会う前の事なのかな?」


「分かんないけど、シャルの事しってる。シャルに会いたくてここにいる」


「シャルの事知ってるって?例えばどんな事かな?」


「シャルと夫婦なこと」




「「は?」」



え? シャルってばいつこんな可愛い子と結婚してたのさ?


「ええっと、シャルと君は夫婦でこの祭壇で眠る前に会ってたってことかな?」


「うん」


「ね、ねぇアイシャどう思う?」


「んー、たぶん眠る前にシャルによく似た人と夫婦だったとか? でも名前も一緒な神なんていないし・・・うーん・・・・まぁでもこのネタでさらにシャルを苛めれるわね」


「ほ、ほどほどにね・・・」


「ふっふっふっふ」


シャル、ごめん僕じゃ止めれないよ・・・



おっ、やっとシャルが起きたみたいだ。


って、女の子がシャル押し倒してるし・・・・・うわ、またkissされてるよ。

ははは、とうとうあのシャルにも春がきたかー。うんよかったよかった。


ってなんかシャルの雰囲気がすごい柔らかい・・・うわぁこんなシャル初めて見たよ。


「あら、ロリコンさんお目覚めなのね、でもこんな可愛い子を泣かせるなら永眠しちゃってもいいのよ?」


あ、アイシャ・・・・


「シャル、寝ちゃうの? なら一緒にねる!」


「本当にシャルの事好きなのねー、・・・・黒い美女と白い美少女が抱き合う・・・これも中々良いわ」


あの子本当シャルの事好きなんだねー。僕もアイシャに同意だよ。なんか最後の方聞き取れなかったけど、


「ん? あんた気づいてたんじゃなかったの?まぁいいわさっき聞き出した事教えてあげる。たぶんこの子はこの神殿に封印されてた古代の神の一柱だった怪狼フェンリルね。とは言っても本人はその自覚ないみたいだから確かめようにもわかんないわ。」


「チビシャルが寝てる間にここらへん見て回ったけど地下神殿「ニヴルヘル」だっていう証拠も見つからないし本当にわかんないのよねー。」


「あんたまさかこの子置いていくとか言わないわよねぇ?」


「んで、この子自分の名前すら覚えてないみたいだから名前つけてあげたら?旦那さま?」


「美味しくないわよ。あぁでもロリコンなヘタレシャルには美味しいかもね」


「馬鹿言ってんじゃないわよ。それにねこの子が覚えてる事っていうのはあんたの事だけ覚えてるのよ?それにあんたとはすでに結婚してるってさ。」


ドガッ


「現実に戻ってこい。というかさっさと名前つけてやんな」


ハハハハ、さすがアイシャだよ・・・シャル何も喋ってないのに理解してるとかもうどんだけ・・・・僕の方が付き合い長いのになー、ちぇっ


「・・・・・サファイア。お前はこれからサファイアだ」


へーサファイアか、いい名前だね。


「もっと捻れよ。ヘタレシャル」


・・・・いい名前だと思いますよ?


「アレスがそう言うならそうね!」


・・・・・僕今声だしたっけ?


「愛の力よ」


さいですか。




っと、ちょっと目話したらまた女の子が押し倒してるし。でもそろそろ出発しないとね?


「はいはい。そろそろ行くよ?」


僕は手を差し伸べていてシャルが手を掴もうとしたんだけど、


がぶっ


へっ? ちょっ?えっ?


なんか狼が手を噛みついてます。


ちょっまっ、力こめないでっ!


「アッーーーーーー!!」


僕はサフィに嫌われてるようです。









side アイシャ



今あたし達はルルス街にいるの、祭壇ではサフィがアレスに噛みついちゃうっていう事故があったけどアレスが噛まれても様になってたわ! さすがあたしの王子様!


っと、話がそれたわ。まぁルルス街についてこれからの方針きめるのもかねてこの街で一週間ほど今の戦乱の情報を集めようってわけ。まーここについてから色々楽しかったわー。


サフィに夫婦は一日10回は最低kissするものって嘘教えたら本当にそれ実践しちゃってるし。それにね美女と美少女がkissするとか本当もうたまらないわ! あの二人がいるだけですっごい至福だわ!


サフィに色々洋服着せたいんだけど、サフィったらシャルと離れるとすごい暴れちゃってひどかったわー・・・でもシャルったら黒衣しか持ってきてないから目立つってーの! しょうがないからあたしが持ってた白いフード付きコート貸して一緒におでかけしたけどさ、やっぱ目立つのよねぇ、洋服屋じゃ店員さんがうっかりシャルの顔近くでみちゃって鼻血だして倒れちゃったし・・・・ったくまともに洋服買う時間もないわよ!


それに夜宿屋で寝る時だって・・・二部屋借りて男と女で別れようとしたんだけど、サフィがシャルと一緒って聞かなくてね・・・あたしはもちろんアレスと同じ部屋でいいんだけどっていうか同じ部屋になったらついに・・・うふふふ・・


またそれたわ。


まぁサフィとシャル一緒にしたらシャルが狼になるかもしれないしね。あの子意外とムッツリだしやりかねないわ。とまぁそんなわけでサフィに狼になるんだったらいいわよーって言ったら本当に狼なっちゃってしょうがないから、あたし一人でサフィはシャルと一緒のベットで、アレスは一人で・・・アレス夜這いにきてくれないかしら?


っとまぁそんな感じでルルス街で一週間過ごしたわけで、得にイベントもなくそろそろ出発ってね?

さぁて次の目標地は魔法大国「ムホテプ」の首都へー・・・・・はぁ・・・あそこ行きたくないわ・・・




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