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この世には、満たされているくせに、何でも持っているくせに、夜な夜な死にたいと呟く奴がいる。
わたしである。
夜に泣き、朝は笑えず、行き場がなくなってしまっている。らしい。
きっと壊れてしまったんだ。
そうだ。そうなんだよ。そうであってほしい。そうでなくちゃこまる。
なぜ人間なのだろうか。なぜこんなにも面倒くさい生き物なのだろうか。わからない。到底理解ができない。
一生そうなのだろう。多分。
『君は君のことしか考えていない。全くの自己中心者だ。そんな君が生きている意味はあるのか…』
頻繁に聞こえる声。
『生きているだけで、世界の資源を消費している。なんの生産性もなく。畜生が、酸素が、愛情がもったいない。』
うるさい
『わかっているよね?わかっているはずだよね。』
がんばってたつもりなんだけどな。
『お前が生きていることが無駄遣い』
しっているよ。そんなのとっくのとうに。
『死のう』
死のう
『それが世界のためにできる唯一のこと。』
それが世界のためにできる唯一のこと。
この素晴らしき停滞した、腐ったきれいな世界にはなむけを。




