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<イセリアル宗教耽美劇>  作者: 後天性耽美推
1/1

アラスジ!!スベテノハジマリ!!

「諸君。いきなりだが、美しさとは何か。解るか?」


自信満々を含む声が基地内に響き渡る。


「それは、華麗な外見であると思考します!」


「否、それは単なる個人の価値観であります!

私は光を反射する鏡であると思考します!」


「否、的を得てないと判断できます!

私は破廉恥な男女関係であると思考します!」


次々と少年たちが声を上げる。すると、先ほどの質問を飛ばした少年が掌を机に叩きつけ、こう言う。


「美しさとは、濁りも煩悩もない一つの存在のことだ!また。それは人にも通用する。」


その声を聞く少年たちが騒つく。

先ほどの少年がまた声を上げる。


「性欲。それが人の煩悩。

 どす黒い血。それが人の濁り。

 

 性欲に犯された人間。いや、エイリアンに寄生された人間の血はどす黒くなってしまう。


つまり、性欲は人間を蝕む悪!


皆の衆!!君たちも美しい人間にならないか!!


いや!!なるんだ!汚い人間になんかなりたくないだろう!」


少年たちが歓声をあげる!!


「良いだろう!リクト、タキ、ヤタミ、イガラシ、サイエン、モットー、アイバ。今からここ縁架町の北部。海沿いの廃工場を本拠地とし、我”ナポレ“を開祖として、イセリアル教を始める!!!」



こうして、イセリアル教が創られた。




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