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粗筋とキャラクター情報(本編が出来た場合ネタバレになるのでご注意下さい)

 恋愛系はあまり書いた事が無いかつ思い付きかつ連載作品があるので書けた設定だけここに置きます。

 書けたら書くの精神で。

 【テキトニア王国国立テキトニア学園、裏庭北の壁際にて】

 相手を壁際に追いやり、壁に手をついて追い詰める。いわゆる、壁ドンというものが起きていた。

 「矢張りお前、好いな。見どころがある、初めてだ。」

 心臓が胸を突き破りそうだった。

 「気に入ったぞ。」

 耳元で囁く甘い声が頭の中で響いて、蕩けてしまいそうになる。

 「お前、私の元に来ないか?」

 「ふぇ?」

 初めてそんなことを言われた。


 【テキトニア王国国立テキトニア学園、裏庭北の壁際にて】

 テキトニア王国第5王子、ダイゴ=テキトニアとカリスガタ家長女、マオ=カリスガルタの一幕。

 ちなみに壁ドンして追い詰めた方がマオ=カリスガルタである。

 そしてこのお嬢様、1000年前は魔王であった。






 粗筋:

 魔王が勇者と戦い姿を消してから1000年。

 わけあって転生した元魔王のマオ=カリスガルタはテキトニア王国で貴族のお嬢様として過ごしていた。

 戦争は無い、飢饉も無い、争いの無い太平の世で人として生きていた彼女。

 だが、魔王としての魔王らしさは全然抜けていない。

 壁ドンはするし、某吸血鬼のDI〇様の様なキスをするし、挙句の果てに押し倒す!

 魔王嬢様のマオ=カリスガルタはあっちこっちを勘違いさせて、巻き込んで、そして時に問題を解決しながら突き進んで行く。

 『私のものになれ(私の部下にならないか?)。』

 『私のために生きろ(部下として)。』

 『死が二人を引き裂くまで共に(魔王軍として)。』

 このセリフでマオ=カリスガルタ(美女)から迫られる攻略対象達……憐れ!



 名称(その由来):詳細


 テキトニア王国(適当に作ったから):

 中央大陸の中心で800年続いている王国。

 目立った戦争や飢饉といった事件の類は無いが、長年続いている国家だけあって探せば不正や綻びがそこかしこに潜んでいる。


 マオ=カリスガルタ(魔王仮の姿):

 1000年前に勇者と戦い、姿を消した魔王。

 元は魔王国の圧政者であったが、いつの間にか転生していて、現在はテキトニア王国の貴族、カリスガルタ家の長女となってテキトニア学園に在籍している。

 力の大半は封印されているが、元々一国の王だったこともあり、カリスマと知性は超一流。学園でも品行方正で貴族の風格があり一目置かれている。

 ただ発想が一貴族の長女に相応しくなく、為政者のそれであることを理解出来ておらず、『私のものになれ=私の配下に成れ』という言い方を止めない結果、色々と勘違いさせて面倒を起こしている。

 基本善い(魔王)なんですよ(フォロー)。


 クロシア・ボウイ

 (『チェスのビショップ(宰相)の駒の動き×』・『少年にする予定だったのでボーイ』):

 弱小貴族ボウイ家の仲睦まじい夫婦のところの長女。今年5歳の神童。

 とは今世の顔。前世は魔王の右腕にして智将殺しの知将と恐れられた魔王国宰相。

 彼もまた転生したのだが、生憎魔王様と同級生になるのは難しいので神童ということでテキトニア学園に売り込んで聴講生として学園の出入りが出来るようにした。

 魔王様の望みを実現する宰相としての有能さは5歳でも変わらない。

 だが人妻好きである。

 以前から略奪愛こそしないものの『YES人妻NOタッチ』という標語を掲げ、何をするでもなく人妻を愛でるのが好きという色々とやべーやつである。

 今も5歳であることを利用して母親(人妻)に甘えている。絵本を読んでもらう。子守歌を歌ってもらう。ママとの約束で早寝をする関係上、夜は中々手伝ってもらえない。

 なら少女は射程圏外かとおもいきや『未来の人妻の可能性』という謎理論で射程圏内。

 有能の代償にギリギリのラインの上に立つ変態性を得た。バランス取れてる?


 ダイゴ=テキトニア(第五+テキトニア):

 俺様系オラオラ風オーラを撒き散らしているが迫られると受け気質になる肝心なところでチキン野郎。雰囲気の割に異常な連中が多い作中で一番常識的な乙女(ヒロイン)

 獲物は錫杖ヒーラー


 チャルロス=コンプール(『チャラ男』+『コンプレックス』):

 大貴族コンプール家の長男。ただ、とある呪いによってボロ家で妹と二人暮らし。

 本人と妹が呪われて腫物扱いされて家を追われている。今は叔父が当主になっている。

 本人は『女性と接触すると呪いの負のエネルギーを相手女性に与える。』という呪い。

 妹は『兄と離れると死ぬ』という呪い。

 これにより妹は兄と離れると死に、だからと言って近付き過ぎると兄は妹を呪いで蝕むという最悪のコンボが完成した。

 兄は自身の呪いが妹を殺さぬように数多の女性と接触。妹の苦痛を和らげ(呪いを周囲に撒き)、相手女性にも致命的にならないようにプレイボーイを演じていた。

 本人は妹思いで超真面目。プレイボーイを演じているがキスも未だ(だった)。

 獲物は鎖分銅(束縛ヤンデレ)。プレイボーイ風ブラコンヤンデレにでもしようかな?


 解呪後はプレイボーイを演じる必要は無くなった。本人は刺される覚悟で解呪後女性達に謝罪行脚をしたが、本来の真面目な性格と憑き物が落ちたその笑顔で狂わされてアプローチが増えた&過激になった。刺される代わりだと思ってガンバ。




 アイリス=コンプール(『lilithのアナグラム(妖婦の意として)』+『コンプレックス』):

 大貴族コンプール家の長女。ただ、とある呪いによってボロ家で兄と二人暮らし。寝たきり。兄はチャルロス=コンプール。(呪いについては兄『チャルロス=コンプール』の項を参照)


 兄が解呪される際に一緒に解呪され、健康体になった後、本来通うはずだったテキトニア学園に来ることになった。

 体は呪いの後遺症で少し弱いが、勉強はベッドの中で行っていたから問題無し。

 チャルロスの妹という事で女性陣からは義妹への視線や嫉妬の視線もあったりしたが、病床時代に兄が話してくれた『素敵なお姉様達』と会えて本人は大感激。

 お姉様達は『兄が自分の事を褒めていた』+『本人のキラキラ無邪気な羨望の目光線』に見事やられて篭絡。

 同性の同級生も同様にやられた。異性はシンプルに元病弱お嬢様妖婦属性にやられた。

 理想の男性は『お兄ちゃんより素敵な人』。

 天然で大妖婦なのでうっかり王家の目に留まったら傾国カウントダウンが始まるよ。

 自分は呪いから解放され、お兄ちゃんも活き活きしていているので今が人生の春。

 獲物は『短杖(ワンド)』・『人(心掌握)』




 シキ=ワカタケ(若武者鬼→者鬼若武):

 古風で義理堅い若武。

 極東にあるワカタケ家の倅で武者修行のためにテキトニア国に単身渡った若武者。

 義理堅く竹を割ったような性格。異国の人や文化を尊敬している。でも悪人には容赦ないよ。チェストするよ。

 鬼族の先祖返り(隔世遺伝)であり、古郷では忌み子とされていた。

 武者修行とは表向きで、祖国に追われて来たと見せかけ実は『呪いや忌み子という烙印の無い世界でお前は生きろ。』と両親に背中を押されて来た。

 得物は二挺拳銃。『鬼の膂力なら鉄砲より金棒だろ?』・『自分より遅い有限の弾必要な武器なんて意味無くね?』・『鬼族の恥さらしwww』ですって?

 その反論は目の前で大砲を連射されて生き残ったら聞こうか。(鬼規格の銃なのでほぼ大砲かつ弾は魔法で作られる兵器)

 ※先祖返り:

 人体が呪いによって一部あるいは全部が魔族になる現象。原因は呪いとも魔族が変身で成り替わったとも言われている。故に迫害される地域もある。

 だがその正体は単純なものだった。

 その正体とは隔世遺伝。1000年前に魔王国が解体されてから人と魔族の混血が進み、今では薄まって魔族の要素が現れない者も増えた。

 だが、何代か前の遺伝子がごく稀に色濃く現れる者もいる。それは常時現れる場合もあるし感情の昂りで変身する場合もある。

 ちなみに、純血だから強いなんてことはない。どころか1000年前『鬼神』と呼ばれた魔族最強の男は混血だった。


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