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黒き刻印  作者: 青山匠
9/14

黒いフード

「ここは…」

アロンは目覚める

「そうだ…

思い出した、ここは森で、えーと

確か…んー…

使徒候補の…選抜…」

アロンは、事実を伝えられたあと、突然、眠気に襲われていた

それから、目覚めると、眠気に襲われる前のことを思い出そうとした

そして、思い出した

「思い出したはいいけど、選抜っていつ、終わるんだろうか…」

と、呟きながら歩くこと数分

目の前に黒いフード付きの候補生が道を塞いでいた

「…見つけた…」

「だ、誰だ!お前!?

まさか…」

野生の勘という奴なのか

目の前の候補生が自分を殺そうとしてることをさとる

「死ぬわけにはいかねぇぇ!

火龍!」

紅い光は龍に変わり、黒いフードの候補生を

襲った

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