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失踪

2章です。

大川駿河が二週間の入院となり、文化祭実行委員の緊急代打が必要となった。

大川と仲が良い、根は真面目ということもあり、野田がこれに推薦された。


何事も嫌がらずに頑張ろうと思っていたし、何よりもう片方の実行委員が佐々愛子だったので、野田は「え、まじかよー」とか言いながら引き受けた。


満更でもなかった。


その次の日、野田が大川に報告しようとルンルン気分で病院に入ると、大川が今、不在であることがわかった。


トイレに行ったのだろうと待っていても、一向に帰ってこない。

そこに看護師が来て、昨日から姿を見ないという。


携帯にかけてもでない。


野田はすぐに用具倉庫に向かった。

が、誰もいなかった。諦めてドアを開けて出ようとしたところにちょうどそこにいたのが宇木だった。


宇木は既にこの件について知っていた。



「大川くんのことは僕に任せて。」


「『アールの教会』ってのに気をつけて。」



宇木も次の日から姿を見せなかった。



こうしてまた何も行動に移せず、野田は現実を突きつけられる。


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