入院
それから、また、次の木曜日に取り調べを受けた。午前中に、私の心情書を作成した。警察はさすが国家権力、私のあらゆるところを、調べていた。午後に原告とのやりとりについて、作成した。
そして、また、翌週の木曜日に、検察官からの指示を質問形式で答えた。私は、木曜日が仕事の定休日だった。
悪いことは続くもので、それから、二週間後に、夜中に発作が起き、救急車で榊原記念病院に行った。
この、病院は、昔から、心臓病の病院で有名なことは、知っていた。CTやレントゲン、血液検査、をして、先生の問診後、カテーテルでステントを入れた。
カテーテルは、右手首から、入れた。心臓の血管に細いところがあり、そこに、ステントと言う網状の筒を挿入する。最初はCCUで、翌日から、一般病棟に移った。
病室の窓から、警視庁第七機動隊が目の前に見えた。
その後方には、味の素スタジアムが、また、飛行機の音が聞こえたが、近くに、調布飛行場がある。
左手には、警察大学校や外語大がある
良く聞く話だが、難しい手術は月曜日、簡単な手術は金曜日。理由は、土日はドクターが休みだからだ。カテーテル室でドクターの会話が聞こえてきたが、とても優しい声で、安心感があった。