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詩*夜空へ*

ため息の夜に

作者: a i o

手のひらを外せば

明るい夜に

おやすみ

ままならないものを

繕う手を止めて

ため息の熱さを知っているから

風はつめたく吹くほうがいい


見上げた月に

口笛を届けるように

おやすみ

どこかで朝を迎える人たち

口に出してもすべてが

叶えられるわけじゃないから

わたしたちは夢をみるのだろう


今日という今日の

ボタンを外して

おやすみ

刻まれた思い出が

時計の針のように

またわたしを巡っても

まどろむ薄墨のなかで

誰かの優しさを求めるより

誰も責めることのない夢をみたい








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― 新着の感想 ―
[良い点] 優しい詩だと思いました。
2017/11/02 02:11 退会済み
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