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短編集

不思議とはなんだ

作者: 騎士星水波

 初のエッセイ? エッセイではないかもしれませんが一応エッセイのつもりです。

 世界には不思議なことがある。

 

 誰だそんなのを言ったのは。俺はそうとは思わない。だって、世界には不思議なことがあると言いながら世の中のことはもうだいぶ科学の力で明かされるようになってきてしまった。人間の長い歴史の中で数々の難題が解き明かされてきた。そしてこれからも明かされ続けるだろう。つい此間にもSTEP細胞とか発見された。ああ、あれは嘘であったかもしれないか。でも、日夜不思議は不思議から常識へとジョブチェンジを続けている。


 だからそんなこと言ったら不思議何てなくなるじゃないか。


 空から女の子が降ってきたり、ラッキースケベに遭遇したり、異世界に飛ばされたり、異能に目覚めたりする方がむしろ不思議という。あと、幼馴染の存在も……。


 ごほん。ともかくアニメの見すぎと言われても仕方ないと思うが俺にはそういうことが不思議であると言いたい。だからこそ俺は不思議という言葉を使っているテレビには虫唾が走るほど気に入らない。

 何だよ。不思議発見とか。そんなの不思議でもなんでもないだろ。世界七不思議なんてどこが不思議なんだ。どうせそのうち解き明かされるだろ。俺には分かるぜそんなこと。宇宙人がいるのが不思議とか言ったら俺らだってある意味宇宙人だろ。そんなのもわからないのか。文句をつい言いたくなってしまう。


 これらのことから俺は不思議を嫌悪する。

 ただ、それでも世間は不思議という言葉を使い続ける。そして、俺はそれにこれからも疑問に思い続けるのだ。

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