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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

愛しくて

作者: 聖魔光闇
掲載日:2013/05/05

どうしても破壊的衝動を抑えきれずに、簡易短編にしてみました。


これ、ジャンル恋愛で本当にいいのでしょうか?

 爪と皮膚の隙間、その僅かな隙間の中に針を一本少し差し込む。

「痛ぅ!!」

 小さな悲鳴をあげて、彼の身体はビクッと反応し大きく目を見開いた。

「おはよ、隆。どう? 痛かった?」

 恐れるような目で私を見る隆は、その場から逃げ出そうと身体を左右に揺らす。

「駄目よ。きちんと縛り付けてあるから逃げられないわ」

 そう言ってから、先程の針の場所を確かめると、針の刺さった部分が赤黒く滲んできている。

「ふ〜ん。血って、針を刺した位じゃ飛び出て来ないのね」

 脅えて震えている隆を余所に、爪と皮膚の間の針を少し押し込む。

「んがぁああぁぁ!!」

「んがあ? 変な返事。隆ぃ、次、どうしよっか?」

 意地悪な笑みを浮かべて隆を見ると、隆は目を最大級に見開き私を凝視していた。

「そっか、目、次は目なんだね?」

 首を大きく横に降り「ち、違っ」と声を出した。

「血? そうだよね。血、出たら痛いよね。それじゃあねぇ……」

 私はアイスの棒を取り出すと、隆の瞼と眼球の間に差し込んでゆく。

「んが! ぃぎぃやぁぁう!!」

 隆の悲鳴を聞きながら、ゆっくり棒を差し込むと、そ〜と手に持った棒を上に持ち上げる。

「ぎゅぃやぁぁぁ!! ごぁ! がぁぁぁ!!」

 隆の悲鳴の声が心地良い。

「ほら隆ぃ。血、出なかったよ。でも、なんか目が頭の中と線で結ばれてるけど。ふふ」

「ぎゅあぁぁぁぁ!! ハァ!! ハァ!!」

 荒い息遣いと共に、隆の縛られた両手が開いたり握り締めたりを繰り返している。

「次はぁ、どうする? ううん。どうして欲しい? ねぇ、隆ぃ。隆ってばぁ」

「ハァッ! ハァッ! い、嫌……。や、や、やめ、止めて……」

 額から汗を流し、青ざめた震える唇から、か細い声を出す。

「あれぇ。隆ぃ、いつもの男らしいあの隆はどこ行ったの? 止めろよ!! って言ってみたら? ふふふ。ねぇ……隆? 次はぁ、どうして欲しいか言ってよ」

「や、止めろ……。や、嫌、やめ、止めて……」

「そんなの隆らしくない!」

 針の刺さった指の爪を掛け声と共に剥ぎ取ると、生暖かい液体が飛び散り、針が私の服に突き刺さった。

「ぅぎゅいやぁぁうぁぁ!! ハァッ!! や、やめろ……。いぎゃぁぁ……! ぅおぇぇぇ!! い、嫌だ……嫌だぁ!!」

 額から流れる汗が隆の頭の穴に流れ込んでいく。

「隆、もっと楽しもうね。まだ、私達の物語は始まったばかりなのよ」




「なあ、茜。今日さ、お前ん家、両親留守なんだろ?」

「え!? そうだけど、どうして知ってるの?」

 キョトンとしている私に、隆は胸を張って、「それは、茜の事だからさ」と言っている。

「だからよ、今日の晩、茜ん家行っていい?」

 私の顔を覗き込むようにして聞いてくる。

「うん。いいよ」

『だって、今日から隆と私の家だもの。ふふふ。もう両親は……』

 ガッツポーズの隆を尻目に、私は笑みを噛み締めていた。




「さあ、次はねぇ……。歯の形見てみよっか? ねぇ隆ぃ。隆ってば。また、寝ちゃったの?」






でも、何度読み返しても納得がいかない。何かがもの足りない気がするのです。


もし、分かる方がいればご指摘下さい。

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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませて頂きました。こういう愛し方もありですよね。実際あり得るお話かとも思います。恋愛で良いんじゃないですか。 何か足りない? うーん、私の頭では考えつかないけど、もっともっと深い愛の施…
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