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森のセッション

作者: summer_afternoon

「ファはやさしいピンクいろ。

 ドはきいろ。

 ドミソってなかまもきいろ。

 でもミが♭になるとレモンいろ」


うさぎちゃんのことばにリスさんはうなずきました。


「わかる。♭って、いろがかわるよね」


うさぎちゃんはつづけました。


「ラはむらさきなの。

 レはね、一人ぼっちだと赤なんだけど、

 レファラってなかまになると、

 なんだかむらさきによっていって

 レがワインカラーにかわっちゃう」

「おもしろいね。

 レがおとなになっちゃうんだね」

「シ♭はね、水なの」

「水? みずいろ?」

「ううん。とうめいな水。

 おひさまの中できらきらしてる」

「へー」

「だからね、ファとシ♭がいっしょになったのがすき。

 きらきらしたやさしいピンク」


近くにいたキツネくんも

うさぎちゃんとリスさんのはなしにくわわりました。


「それだったら、ぼく、ソがきらきら。

 ドドソソララソってなったとき、

 ソだけ、きらきらするんだ」


と小さな手を空にむかってひらひらさせました。


イタチくんはハープをかなでます。


「この音、きらきらじゃない?」

「「「ほんとだ! きらきら」」」


みんな大よろこびです。


「ねえねえ、このおとも

 ひかってるとおもう」


アライグマさんがきようにピッコロをふきます。


ピロロー ピロピロ ピロロロロー


「「「「ひかってる!!」」」」

「ぴかぴか」

「ころがってるみたい」


ピッコロのおとに、とりさんたちがあつまってきました。


みんなでセッションです。

ピアノ、ハープ、ピッコロ。


たのしい音にさそわれて、

くまさんがウッドベースをもってきました。

カモシカさんはサックス、

たぬきくんがバイオリン、

キツネくんがどんぐりで作ったマラカス。


とりさんたちはいろんな声でうたいました。


森におんがくがひろがります。

きらきら

ぴかぴか

ぼんぼん

きゅおぉきゅおぉ

ひゅいひゅい

シャカシャカ


お月さまはノリノリでステップしていきます。

お星さまはおどりすぎて、自分のばしょをまちがえそうです。

じかんをわすれてたのしみました。

きづくと、あさつゆがきらきらとひかっていました。




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