小説を書き続ける
まぐれとは言え、幸運にも一冊本を出すことが出来た。大事な思い出が一つ増えたと思いながら、変わらないペースで小説は書き続けていた。相変わらず自分の好きなホラーやミステリーもどきな話ばかり書いていた。
こんなにも続く趣味になるとは自分でも意外だった。
話を考えて書くなんて、ゲーム、映画鑑賞、読書といった受け身な趣味しかしてこなかった自分にとってはどう考えても手間もかかる面倒な趣味だ。それにもともと時間が潰せて金もかからないからといった理由で始めている事を考えれば、仕事をするようになった自分には邪魔になってもおかしくないものだ。でもそうはならなかった。
単純に楽しかった。仕掛けという程大したものではないが、いいオチになりそうだと思う話が頭に浮かんで文章にしていく作業は毎度難しいが苦にはならなかった。何より読んでくれる方がいるという心の支えが大きかったと思う。もし誰も読んでくれていない状況に陥ったら、絶対に書き続ける事は出来なかったと思う。その度に感謝しているが、改めて読んでくれている方は本当にありがとうございます。
読んでくれる方がいて、楽しいと思える限りこの趣味は続けられる。
ペースを保って書き続ける事は難しいだろう。でも、飽きてやめてしまうなんて事は出来ればしたくない。続けられる限りは続けたい。今書けなくても、その時だから書ける話だって出てくるだろう。だからなるべく小説を書くという趣味は、ずっと大事にしていきたい。