表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界のドラゴンが日本で最強Vtuberをするお話  作者: しゆゆ
異世界のドラゴンが日本に転生したお話
5/29

小学校の日常

モブちゃんが出てきます。

再登場するかは分かりません。


フィクションなので、現実の小学校とは切り離してお読みください。

これは、小学校の入学式から少し経った後のお話。




この学校は、1クラス40人で、1学年に5クラス存在している。

5クラスのうち、1クラスは特進コース、2クラスは発展コース、2クラスは標準クラスとなっている。それぞれは、学習内容が異なる。特進コースや発展コースは、標準クラスより学力が高い生徒が集まっており、学習内容も標準クラスより難しい。クラス分けもコースごとに為されており、私は特進コースのクラスにいる。

入学試験では、足し算や引き算、かけ算や割り算まで問題として出てきた。




さて、普段の授業では、入学試験の内容の復習をサラッとした後に、どんどん新しい要素を学習している。いくら学力の高い子が集まっていると言っても、置いて行かれそうな子は出てくる。


でも実際には、置いて行かれている子はいない。

なぜなら…。




「真白ちゃん、勉強教えてー!」



「えーっ!今日は私が教えてもらおうと思ったのにー!」



休み時間や放課後には、いつもこうやって女の子が集まってくる。

おかしいね。先生に聞きに行けば良いのに。


まあ、原因は私なんだけどさ。



私は授業中、質問されたときは即答している。

それは、その日、これから授業するという内容でも答える。

なんなら、先生が出した、大人でも知らないような意地悪問題も答える。ああいう、先生の知識を自慢するような質問は大嫌いなのだ。


そうやって、質問に答えたり、皆が答えられなさそうな問題に答え続けた結果、私は見事に、クラス1の天才の地位を獲得した。

その結果、クラスメイトは、何か分からないことがあったら聴きに来るようになった。というか気に入られすぎて、分かってても聴きに来る。


うん。元ドラゴンとしては微妙な気がするけど、今は人間だし、嫌われるよりは良いと思う。



「あ、そこは昨日美結ちゃんに教えたから、美結ちゃんに聞いてみて。桐ちゃんは、明日教えてあげるね。今日は乃愛ちゃんと一緒に勉強するから。」



「わかった!ねぇー美結ちゃーん、勉強教えてー!」



「うん!明日楽しみにしてるね!」



よし、上手いこといった。

小さい女の子の相手は、楽しいけど大変なことが多いんだよねぇ。



「じゃあ乃愛ちゃん、今日はうちに来るんだよね?」



「うん。はやくいこっ!」



乃愛ちゃんが私の手を取って、引っ張ってくる。

実は、乃愛ちゃんは大人しい系の女の子だと思っていたら、仲が良い子には押しが強い女の子だったのだ。そして、その対象は私。

乃愛ちゃんは、私のことが大好きな子になってしまった。


…おかしいなぁ。特別なことはしてないんだけど…。

普通に毎日話しかけてあげて、ペアを作ったりするときも誘ってあげてたけど、それぐらいだと思う。


んー…まあいいや。

元ドラゴンの私は、日本の小学校で、女の子ハーレムを築いているのです。

お読みいただきありがとうございました。


感想や評価、ブックマークをしていただけると私が喜びます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ