真白小学生になる
小学校に行くと、まず教室に連れて行かれた。
教室には、私と同い年ぐらいの女の子が沢山いた。
そう、私は私立女子小学校に入学するのです。
ここはお母さんの母校らしく、お母さんが女子校だったおかげで良いことが色々あったと、私もここに入学することになった。
私としては、男子に変な目で見られる機会が少なくて良い。
前世で人間に変身して街に遊びに行ったときに、男は色々バカだったから、もう懲り懲りなのです。
同じクラスになるらしい女の子達は、私を物珍しそうな目で見ていた。
まあ、体毛も肌も真っ白な人がいたら、つい見ちゃうよね。
外国人でも、ハーフでもないんだけどね。
ちなみに両親は、私の白い髪の毛やまつげ、白い肌を、雪のように純白で綺麗だと褒めてくれる。優しいね。
私は席に着き、講堂に移動するまでボッチで座っていた。
入学式の入場は、名前の順で2列になり、隣に並んだ子と手を繋いで入っていくらしい。
私の隣は、大人しい感じの女の子だった。
「私の名前は篠村 真白。あなたの名前は?」
「え、えっと…乃愛…です。」
「乃愛ちゃんだね。可愛くて良い名前だね。よろしくね。」
「…よろしく。えっと…。」
「真白だよ。」
「…真白ちゃん。」
私は乃愛ちゃんと手を繋ぎ、皆と一緒に講堂に向かった。
え?校長先生のありがたいお話とかはって?
つまらなかったから、乃愛ちゃんの手をにぎにぎして遊んでたよ。
ちょこちょこカットを挟んでいきます。
Vtuberになるのは、14歳を考えています。
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