表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/29

ハマったわけじゃないです。嘘じゃないですホントです。はい。・のあまし

強引に時間を進めて申し訳ないです。

小6からVtuberデビューまではしっかりしたいですね。

この4月から、妹の優衣は小学生になる。



今日は優衣の入学式だから、朝から家の中が騒々しい。

両親は入学式に行く準備をしている。

優衣も学校に行く準備をしている。


私も学校に行く準備をしている。

今日は私の、今年度最初の仕事があるからね。








「それでは続きまして、在校生代表からの挨拶です。」



入学式は進み、校長のありがたくないお話が終わり、来賓などの紹介があった後、進行役がそう言った。



「在校生代表の篠村さん、よろしくお願いします。」



私は名前が呼ばれたので席を立ち、来賓や先生、保護者に礼をしたあと、登壇した。



「1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。私は生徒会長をしております篠村真白です。皆さんは今日からこの小学校の1年生になります。これからどうなるのかと、ワクワクしたり、ドキドキしていると思います。ですが、安心してください。もし何か困ったことがあれば、先生や上級生の私たちが、皆さんのことを必ず助けます。もし何かあれば、先生や私に話しかけてください。皆さんもびっくりしたと思いますが、私の髪の毛は真っ白です。ですから、どこにいてもすぐ見つけられるはずです。

保護者の皆様、本日はおめでとうございます。皆様のお子様が少しでも楽しい学校生活を送れるように、生徒会長として責任を持ってサポートさせていただくつもりです。

長くなりましたが、1年生の皆さんの学校生活がより良いものとなるように、一緒に頑張りましょう。これで終わります。ありがとうございました。」



頭を下げると、パチパチと拍手の音が聞こえた。

なんとか成功したみたいだった。






そう、私は生徒会長なのだ。

4年から生徒会に入り、書記、副会長を経て、今は生徒会長をしている。

玲先輩に憧れたわけである。

だから入学式では、玲先輩がしていたみたいに、私も挨拶をしたのだった。


ああやって宣言をした以上、私は生徒会長として、玲先輩みたいに頑張らなければならない。


ちなみに、私が生徒会長になったと玲先輩に報告したときは、とても喜んでくれた。

今では高校生モデルとして大活躍している玲先輩だけど、私とは忙しくても時々会ってくれる。

それは有名人の玲先輩からちょっと優遇してもらえている気がして、嬉しかったりする。







新学期が始まったけど、うちのクラスのメンバーは替わらない。

もう6年目の知り合い達だから、気が楽で仕方がない。

私の髪を触ったり、私を愛でたりするのは相変わらずだけど。



そういえば、私の身体の成長が、誰かさんのせいでおかしくなっている。

小3の頃までは、クラスで1番身長が高かった。

しかし、生理が始まった頃から、私の身長は伸びにくくなっていった。

そしてその代わりに、胸が大きくなり始めた。

身長は伸びないくせにどんどん大きくなっていく胸。

栄養が全部胸に蓄積されているかのように大きくなった。


身長は148cmだけど、胸はEカップぐらい。

しかも、揉んでくる奴がいるから、まだまだ大きくなりそう。

大きくなり始めた頃から、クラスメイトに触られることが増えてきたけど、最近は諦めている。

みんな、私の反応をみて楽しんでいるようだった。

でも1番は乃愛だった。





「真白ちゃん、おっぱい大きくなったね。」


「そうだねー、誰かさんのおかげでねー。」


「このおっぱいは私が育てました。」


「そうだねー、おかげで肩が凝るねー。」


「良いじゃん、胸が大きくなり出した頃から肩揉みもしてあげてるんだし。」


「乃愛のおかげで、無駄にお金がかかるよ。」


「どんどんサイズが変わっていったもんね。」


「あまりにも使ってないから、優衣にあげる予定だわ。」


「優衣ちゃんも大きくなるかな?マッサージしてあげよっか?」


「優衣には手を出すなよな。」


「分かってるって。私は真白ちゃんがいればそれでいいよ。」


「ホントかよ。」



いつからか、乃愛にちゃん付けしなくなった。

なんか、ちゃん付けしたくなくなった。


乃愛は今でも好き勝手している。数年前から、私の身体をさらに遠慮無く触ってくるようになったし、何とは言わないけど、色々なことをしている。

まだ小6なんだけどなぁ。

ちなみに私は、もう諦めた。どうぞご勝手にって感じだ。

決して、気持ちいいとか、ハマったとかではない。

乃愛が泣くと面倒なだけ。


本当に、それだけである。

お読みいただきありがとうございました。

感想や評価、ブックマークをしていただけると私が喜びます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ