キミのための終炎譚〈ラグナロク〉
《神樹六家》。神話の神々の力をその身に宿し、超常の力を操り、人知れず《樹魔》という怪物と戦い、世界を守る宿命を背負った者達。
英雄に憧れる少年、赫世レンヤは――六家の一つ《赫世》であり、魔術師だ。彼は幼い頃自らの命を救ってくれた英雄に憧れ、自らの英雄になることを目指していた。
そして、幼馴染である少女、御巫ヒマリを守ることを誓っていた。
その誓いが――世界を滅ぼすとも知らずに。
ヒマリは、いずれ世界を滅ぼす力を持っていた。世界を守るには、彼女を殺さなければならず、彼女を守るには、世界を滅ぼさなければならなかった。
レンヤは選択した。世界かヒマリか。ヒマリを選び、世界を滅ぼした。
――この物語は、世界を滅ぼした、その後のお話。
――世界を滅ぼした少女の、■の物語。
プロローグ 世界を焼き尽くしたその後に
2017/05/26 01:03
(改)
1章 英雄が望むモノ
2017/05/26 01:14
(改)
2章 日常の裏の非日常
2017/05/26 08:51
3章 ――世界の前に、キミを救う
2017/05/26 09:17
4章 宇宙の、この星の、人の歴史の……その意味は、この手のひらの中に……
2017/05/26 09:29
(改)
5章 戦儀の幕開け
2017/05/26 09:58
(改)
断章 その憧憬は■■で
2017/05/26 10:06
(改)
6章 最後の選択
2017/05/26 10:29
(改)
7章 ラグナロクの果てに
2017/05/26 10:58
(改)
エピローグ キミのためのラグナロク
2017/05/26 11:25
(改)