設定を考え中
嘗て、光あれと神は言ったように。天地開闢の時に天と地を、或いは一体の巨人を分けたように。世界は定義されたもの、すなわち言葉でできている。
そして僕は全ての言葉を聴き、そして全ての言葉を偽るもの。虚言を統べるこの私は、すなわち世界の改変者ですらある…。
「ま、所詮は嘘なんだがね。」
さて、そんな僕にも問題や悩みというものはあるのだ。具体的に言うと、少々厄介なことが起ころうとしている時とか。
まったく、どんな願いもかなえる、なんて眉唾だと思わないのかね、本当に。
まぁしかし、だ。とりあえず、一人つぶすとしようか。