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紫色の恋愛章  作者: RAIZEN
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魔王と宗助の真実

どうも!RAIZENです!

これってタイトル詐欺じゃないかな...ぜんぜん紫がでてない...

早く終わらせないと!ゆかりんの出番を!

それではゆっくりしていってね!

「幽香、話すにあたって約束してほしいことがある...」



「なにかしら?」



「これから話すことは他言無用でお願いしたいんだ」



「なんだ、そんなことならいいわよ」



そ、そんなことなのかな...



「まず、僕が魔王に狙われている理由なんだけど2つあるんだ」



「2つ?てっきり1つだと思っていたわ」



「1つ目は僕は魔王候補なんだ...魔界生まれで魔王に才能を祟られて候補になったんだ」



「そう...」



「初めは吸血鬼が魔王になるなんて許されないと批判している奴が多かったんだ」



「そりゃそうよね、吸血鬼は魔王一派の敵じゃない」



吸血鬼一派は、魔王一派と一度戦争をしたことがあるんだ


吸血鬼の旧王が魔王嫌いで吸血鬼一派から戦争を仕掛けた、魔王一派の圧勝だったけどね


べつに吸血鬼一派が弱かったわけではない、吸血鬼一派と魔王一派には大きな差があったんだ


その差とは種族の相性だ、簡単に言うと火と水みたいなものだ


旧王はそれを承知で魔王一派に戦争を仕掛けたんだからたいしたものだな


その戦争で吸血鬼の旧王はお亡くなりになられたんだけどね


全種族はこの戦いを『吸魔大差の戦い』と呼んでいる



「そうなんだ、でも僕が悪人たちを取り締まっているうちに、周りの声も変わっていったんだ、お前は魔王に相応しいとね」



「宗助はうれしくなかったの?候補だから悪人を取り締まったりしてたんじゃないの?」



「魔界に住んでいたから、少しでも貢献したかったんだよ。」



「なるほど...」



「となると、2つ目は...幽香はもうわかったんじゃない?」



「えぇ...魔王になるのを拒否したのね...」



「そう、僕は魔王になりたくはなかった、そして僕は閻魔様のところへ相談に行ったんだ」



「閻魔っていうと...映姫のことかしら?」



「そう、僕は映姫のところに行ってみたんだ、映姫とは昔から仲がよかったからね」



映姫とは『四季映姫・ヤマザナドゥ』という地獄の最高裁判長のこと



「あ、そうなの?映姫と久しぶりに会いたいわ~」



「映姫は、最悪で、それでも最善の手段を僕に言ったんだ、『逃げながら、魔王と戦って魔王になりたくないと言う気持ちを伝えなさい』と」



「すごい適当に言った気がするわね」



「適当に言うように聞こえるけどその状況ではそれしかなかったんだ、拒否したとなれば動くのは魔王だけじゃないからね」



「なるほど、それで逃げながら戦って今に至るってわけね」



「そういうことだよ、いろいろ省いた部分もあるけどそんな感じだよ」



「話してくれてありがとう、今日はもう寝なさい。話を聞いた限りここにずっといるわけには行かないんでしょう?」



そうだね...ここにいることは魔王にばれてしまった。こっちから行くまで待てといったがあの魔王が待つなんてありえない



「だから、私の修行は明日で終わらせるわよ、私ももう寝るわ。明日に備えないと」



「わかった、ありがとう、それじゃおやすみ」



「おやすみなさい」



僕は幽香が部屋に帰った後疲れがたまっていたのかすぐに眠りについた


どうだったでしょうか!

次回で幽香との過去が終わればいいのですが...

それではまた次回で!

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