初めてのお泊り会 後編
どうも!RAIZENです!
今回は前回の続きとなります!
それでは!ゆっくりして行ってね!
「ん...ん~...ん?」
なんか腕がしびれてる...しばらく動けないわ...
宗助は首を左右に動かした...すると...
「え?なんで腕枕してるの?しかも両腕...」
だから腕がしびれていたのか...
「ん...おはようございます...マスター...抱きついていいですか...///」
やばい...寝起きの絢かわゆす!!
「い、いいよ~おいで~」
「わ~い、ギュ!」
天国だ...もう死んでもいいや...あ、死ねないわ...
「ふわぁ~...おはよう宗助...抱きついていい?」
「何言ってるんですか?駄目ですよ?」
「なんで絢はよくて私は駄目なの~」
「それはあなたが大人の成長を遂げているからです...」
「そんな!ひどいわ!」
「朝から大きな声出さないでください...僕は朝食を作ってきますから...」
「あ、マスター私も行きます」
「紫さんは寝ててください。10分ほどで出来ますから」
「わかったわ~」
僕はキッチンに向かい絢に言った
「絢、これから材料を構成するから少し離れててね」
「分かりました」
「『Imagine&Composition ~想像&構成~』」
そう唱えると食材が見る見る出来ていった
「マスター、これは何ですか?」
「これは、錬金術に近いかな~、酸素と二酸化炭素で食材を作ったんだよ~」
「なるほど、普通の錬金術と使うものが違うんですね」
「ま~そういうことだね、さ、料理を始めますよ~」
僕たちは手際よく料理を始めてたった10分で料理を完成させた
「よし出来たね、絢は紫さんを呼んできてもらえるかな?」
「承知いたしました~」
どんどん僕との会話に慣れてきたのかな?気持ちが軽くなってる...あのまま敬語じゃなくなればいいのにな~
「じゃ、さとりちゃんたちを呼びますかね~」
僕はさとりちゃんがどこにいるかを視てその部屋に向かった、こんな使い方...変態か泥棒みたいだな...
「さとりちゃ~ん、朝食できたよ~」
「は~い、今出ますね~」
「僕はほかのみんなを呼んで来ますね~」
「待ってください宗助さん、大丈夫ですよもうほかのみんなは集まってますから」
「あれ?絢が呼んでくれたのかな?」
「いえ、時間がいつもの朝食時間なので集まってるはずですよ」
「なるほど...じゃ、いこうか」
歩き始めて部屋に着くとみんなが集まっていた
「さとり~おそいわよ~」
「すいません、さ、食べましょうか」
「「「「「「「いただきます!」」」」」」」
「お姉ちゃん、そこの二人誰~?」
「あら、こいしは昨日いませんでしたね、挨拶なさい」
「私は『古明地こいし』だよ!よろしくね!」
「僕は出雲 宗助で、こっちの子が絢だよ、よろしくね」
「よろしくおねがいします」
「こいし、残さず食べるんですよ?」
「分かってるよお姉ちゃん!」
「それにしてもおいしいわね~、宗助料理得意なの?」
「いえ、人並みですよ」
「宗助さん、材料はどうされましたか?」
「あ、ここのは使ってないよ、僕が用意したから」
「あれ?でもみんなが集まる20分前まで寝てたわよね?どこに食材あったの?」
「錬金術の応用で作りました」
「は?」
「その辺は気にしないでください、説明がめんどくさいんで!」
「ま、まぁいいわ」
「宗助さんいつお帰りになるんですか?」
「そうだね~、昼前ぐらいかな~?なにかあるの?」
「あ、そういうわけではないんですけど、宗助さん挨拶周りの途中ですよね?」
「あ、わすれてた、そういえばそうだった」
次どこにいくか考えておかないとな~
「マスター次はどこに行くんですか?」
「つぎは最後だね...紅魔館かな~」
「宗助とおなじ吸血鬼なんだから話しやすいんじゃない?」
「ん~、どうでしょうね~、吸血鬼は昔内乱があって今もギスギスしてるんですよね~...」
「あら、そうなの?でも大丈夫よあの子達は優しい子達だから」
「そうですか...ってみんな食べるのはや!」
「宗助さんがおそいのでは?」
「そうですよ!宗助さんが遅いんですよ!」
「わかった...早く食べるよ...頑張って...」
「マスター?無理はよくないですよ?」
うんうん...絢だけが僕の見方だ...
「ありがとう絢、僕は大丈夫だからね」
そういって絢の頭をなでた
「えへへ~...マスター気持ちいいですぅ~///」
「あはは、可愛いな絢は」
「なんか見せ付けられてる感じがするわね...うらやましいわ...」
「紫さん?本音が漏れていますよ?」
「!?さとり!?聞いていたの!?」
「いえ、聞こえただけですよ...紫さんはもっと積極的になったほうがいいのでは?」
「積極的ねぇ...ま、考えてみるわね、ありがとう」
「あ、宗助さんいつの間に食べ終わったんですか?」
「あなたたちがこそこそと何かやっていたときです」
「そうですか...それじゃぁご馳走様でした!」
「「「「「「ご馳走様でした!」」」」」」
そして朝食をたべてしばらく話していた後
「じゃ、さとり様私たちは仕事に行ってきます!」
「行ってきます!」
「行ってらっしゃ~い」
「お姉ちゃん!地上に行ってくるね!」
「はい、気をつけてね~」
「さとりちゃんっていつも一人なの?」
「それを言わないでください......」
「そうなのか...じゃ、暇なときに遊びに来てあげるよ」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
「じゃ、僕たちも行くからね、あ!そうだ、この札をもっていて」
「何ですかこれ、何かに使うんですか?」
「暇なときや地霊殿に何かあったときはこれをもって念じて。そうすれば僕のところまで届くから」
「なるほど!ありがとうございます!」
「じゃ、いってくるよ~またね~」
そういって僕たちは紅魔館へ向かった
さとりside...
「紫さん...あなたが宗助さんに抱いている気持ち...私にも分かる気がします...」
どうだったでしょうか!
次回やっと紅魔館ですね!お待たせしました!
最後のさとりの台詞!シリアスを入れてみたかったんです...
それでは!また次回で!