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紫色の恋愛章  作者: RAIZEN
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紫弄り

どうも!RAIZENです!

どうしよう!挨拶が進まない!

それではゆっくりしていってね!

「ん...んん...あれ?ここは?」


「あ!おきたんですね!よかった...!」


「あなたは...?さとりちゃんでいいのかな?」


「ちゃん!?あ、は、はい私は『古明地さとり』といいます、ここ地霊殿の主をしています」


ちゃんはまずかったかな?初対面でよびすてはなぁ...ここの主だし...


「さとりさんのほうがいいかな?僕は出雲 宗助 よろしくね」


「いえ、呼び方は何でも構いませんよ、そんなことより先ほどはありがとうございました!」


さとりは深くお辞儀をして感謝をした


「いや!いいんだ!僕の成すべきことをしただけだよ、無事でよかった」


「はい、宗助様がこなければ私はどうなっていたか...」


「頭を上げてくれ!僕は君の能力を消してしまったんだ!僕のほうが謝るべきだよ!」


「はい、絢さんから聞きました、一時的に能力を失っていると」


「うん、だから今から能力を戻すよ」


「そんな!無理はしないでください!さっき目覚めたばかりなんですから!」


「そういうわけにはいかないよ...能力を失ったまま1日経つと存在が消えてしまうんだよね」


「え!?そうなんですか!?で、でも無理をするわけには...!」


自分が助けてもらった立場だから無理は言えないか...


「さとりちゃんを消すわけにはいかない、ここは引けないよ、僕がしたことなんだからさ」


「分かりました...ありがとうございます..」


「じゃ、いくよ!」


僕はさとりちゃんの周りに術を張り神力を流した。そして


「『Regeneration ~再生~』」


唱えた瞬間光が強くなりやがて光は消えていった


「終わったんですか?宗助様の心が読めないんですが」


「僕は術がかかってるからね。でも戻ってるはずだよ、そして今まで以上に能力を発揮できるはずだよ」


「え!?どういうことですか!?」


「さとりちゃんは心を読む能力に不満を抱いていたよね?」


「!?...どうしてそれを...?」


「しかも心を読む能力自体に不満を持っているわけではなく腐の感情、心の叫びまで聞こえてくることがいやだった、違うかな?」


「はい...その通りです。私は心の叫びを聞くのが嫌でした...聞くたびに自分の不甲斐なさを見せられている感じがして...」


「うん、でも、もう大丈夫だよ」


僕はさとりちゃんに笑顔を見せて安心させた


「どういうことですか...?」


「さとりちゃんは能力を完全に発揮できていなかったんだ。そのせいで能力に拒絶反応が出た、その結果として心の叫びが聞こえるようになった。」


「そうだったんですか...それは私が悪かったんですね...」


「いや、そうじゃないよ さとりちゃんがいろんな感情を受けすぎたせいで自分の感情を知らなかったんだ。だけど今回自分を受け止めて罪を償った。いままで溜め込んでいた感情が全部出たんだよ」


「感情....確かに私はみんなのことだけを考えていて自分の事はあんまり考えていなかったかもしれませんね...」


「さとりちゃんが溜め込んでいた感情を全部出したおかげで自分のことを考えられるようになって第三の眼がさとりちゃんを受け止めた、そうすることで能力を最大に発揮できるようになったって感じだね」


「なるほど...宗助様、あなたには感謝しかありませんね...」


感謝....か........されるというのも悪くは無いな...


「とりあえず、絢を呼んでくれるかな?いま紫さんとお茶を飲んでるみたいだけど」


「何で分かるんですか...」


「僕の眼は全てが見えるんだよ、隠し事は全部無意味に近いかな」


僕はさとりちゃんの問いの笑顔で答えた


「宗助様....意外と怖い方ですね...今呼んで来ますね」


「あ、そうだ、宗助様はやめてくれるかな?なんか複雑な気分になるんだよね」


「わかりました、宗助さんと呼ばせていただきますね」


「そうしてくれるとありがたいかな、じゃいってらっしゃ...」


「マスター!起きたんですね!」


最後まで言葉を発する前に絢が入ってきた


「グフッ!ちょ、っちょい!エライエライエライ!ギブギブ!」


僕の上に乗っている絢を持ち上げた


「マスター!心配したんですよ!」


絢はいい子だな~心配してくれるなんて...泣けてくるよ...


「ごめんね心配かけて、もう大丈夫だから座ってくれるかな?」


「分かりましたマスター」


「宗助、どう?調子はって...もう良さそうね」


「紫さん、心配してきてくれたんですか?」


「べ、べつに心配してるわけじゃないわ!」


「じゃ、何で来たんですか?」


ちょっとからかってみようかな?なんか面白そう...


「それは...ここで異変があったから見に来ただけよ!」


「そうですか...」


宗助は悲しい表情をした


「な、何で悲しそうにしてるのよ!霊夢に頼まれたのよ!」


「いや...心配してくれたのかなって思って...うれしかったのに...」


「そ、宗助!?すごい落ち込んでるわよ!?」


「さとりちゃん...頼みがあります...」


僕はラストスパートに入った


「なんですか?何でもおっしゃってくださいね」


さとりちゃんは僕の意図が分かったのかニヤニヤしながらこたえてくれた


「紫さんの心を覗いて、本心を見てみてください!」


「え!?っちょ!ちょっとまちなさいよ!」


ふふふ、焦りだしたね


「なんで焦ってるんですか?嘘ついていたわけではないんでしょう?」


「あ、当たり前じゃない!」


「じゃ、さとりちゃん!お願いね!」


「はい!任せてください!」


「あ~~~!分かったわよ!もういいわよ!宗助が心配で来たのよ!」


紫は泣きながら答えた


「ゆ、紫さん!泣かないでください!からかい過ぎました!すいません!」


「本当よ!酷過ぎるわ!もういい!帰るわ!」


「待ってください!紫さん!僕紫さんに会いたかったんです!」


「...!?宗助?今何って言った?」


「僕紫さんに会いたかったんです?」


「なんで疑問系なのよ!」


「泣き止みましたね、よかったです」


「え?泣き止ませるための嘘なの?!」


「いえ、あれは本当ですよ?」


「そ、そう...よかった...ボソッ」


「...?あ、さとりちゃんお願いがあるんだけどいいかな?」


「何ですか?」


「今日僕と絢をここに泊めてもらえないかな?まだ家ができてないんだよね...」


「そんなことでしたらいいですよ、この部屋を使ってください」


さとりちゃん...やさしい...グスン


「ありがとう、お礼といっては何だけど朝ごはんは僕が作るよ」


「あ、いいですよ!お空が作ってくれますから!」


「いや、泊めてもらうんだから何かしないと...おねがい!朝ごはんは作らせてもらえないかな!」


「そこまでお願いされたら断れませんよ、分かりました。それでは朝ごはんはお願いしますね」


「ありがとう!豪勢な朝ごはんにするよ!」


「マスター?材料はどうするんですか?」


「ふふふ...材料は大丈夫、僕が準備するから。」


「え!?材料はここのものを使っていただいて構いませんよ!?」


面白いスペカを考えたから使ってみたいなんて言えない!あ!安全だからね!毒とかは言ってないから!


「大丈夫だよ~」


「なんか怪しいわね...薬とか入れないでしょうね...」


「なんで紫さんも泊まるみたいないい方してるんですか?」


「え?いいわよね?さとり?」


僕はさとりちゃんをみてアイコンタクトを送った。それを見たさとりちゃんはまたニヤニヤしながらうなずいた


「駄目といったらどうしますか?」


「え!?駄目なの!?」


「まだ言ってませんよ...そうですね.....生憎宗助さんが泊まる部屋しか空いてないんですよね~」


「「え...!?」」


ちょっと!何でそういうことを言うかなさとりちゃん!


「宗助さんが言いといったらとまっても構いませんよ?」


「え~っと...さとりちゃん?眼が怖いんだけど...」


「そ、宗助?いい...わよね...///」


グハッ!紫さんの上目遣い!可愛すぎるだろう!こんなの断れるわけが無いだろう!!


「はい、構いませんよ、僕はいすで寝ますから紫さんと絢はベッドで寝ていいですよ」


「マスター!一緒に寝ましょう!私はマスターと一緒に寝たいです!もう3人で寝ましょう!」


「「「え...?」」」


え?3人?絢ならまだいいとして紫さんも?いやいやいやいや!僕の息子がFine!になっちゃうよ!


「ちょっとまって?絢!落ち着いてくれないかな!?」


「いいじゃないですか、宗助さん一緒に寝たらどうですか?」


さとりちゃん!めっちゃニヤニヤしてるぅ~!


「わかった!寝ればいいんでしょう!」


「ねるのね!?私の意見は!?」


「「「・・・・・・・・・・」」」


「無いんですね分かります」


僕たちは笑いながら夕食まで喋っていた

多分次回も地霊殿になると思います...本当にすいません...

挨拶進めたいんだけど異変もやりたい...

どうすればいいんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

意見いただけるとうれしいです!

それではまた次回で!

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