幻想郷を周るよ~ ~中編~
どうも!RAIZENです!
いや~小説書くのは楽しいですね~w
今回はスペカが登場します!お楽しみに!
それではゆっくりしていってね!
僕はいま地底にいる...そして目の前には額に角がある女性がいる...
「ん?見かけない顔だね?あんたはだれだい?」
「僕は出雲 宗助です、今日幻想入りしました、それでいま挨拶に周っています」
「おぉ!そうかい!私は『星熊勇儀』だよ!よろしくな!」
「よろしくお願いします、えーっと...」
「どうしたんだい?私の顔に何かついてるか?」
「勇儀さんの能力は...『怪力乱神を持つ程度の能力』ですか」
「何で知ってるんだ?」
失敗したな...眼のことを一人一人に説明するのはめんどくさいな...
「僕の能力の一つですよ、ここの主の能力と似ていますね」
「心も読めるのかい?あんたすごいんだね、力は感じないんだが...」
「読もうと思えば読めますよ、力とは霊力といった類の力ですか?」
「そうさ、幻想郷はほとんどの奴がその力を持ってるんだ」
「僕はその力は使いません、というか使えません。操ることしか出来ないので『使う』といった表現じゃないですね」
操る能力...これは危険なんだ...
「よく分からないが、危険な力だね。制御はできるんだろう?」
「はい、出来ますよ。制御できないのであれば僕は死んでますよ...」
魔王に術をかけられる前までは『死』という概念があったのに...
「なるほど...暗い話になっちまったな!それよりもさとりに会いに行ってきなよ、ここの主だからさ」
「はい、そのつもりです、ではまたお会いしましょう」
「おう!またな~」
僕は地霊殿に向かった、が、地霊殿はとんでもないことになっていた
「キャー!ワー!」
やけに騒がしいな、何かあったんだろうか...
「あなたは誰ですか!?」
後ろから声が聞こえて振り向いてみると女の子がたっていた
「僕は出雲 宗助、それよりなにかあったのか?」
「それが...さとり様のお姿が赤くなって暴れだしたんです!お願いです!助けていただけませんか!」
「わかってる、絢、おいで!行くよ!えっと、お燐ちゃん!話はまた後で!」
「はい!頑張ってください!...あれ?なんで私の名前知ってるんだろう...」
僕は地霊殿に入り赤い力が集まってる方向に走っていった
「!?あの子がさとりちゃんかな?あの纏ってるオーラは...悪魔のものだね、あの魔王余計なことしやがるな!」
「どうしますか?マスター、引き剥がしますか?」
「いや、引き剥がしても本体を消さない限りはまは纏うはずだ」
「ならばマスター、『スペルカード』を使ってみてはいかがですか?」
「スペルカード?いまさとりちゃんが使っているあれのことか?」
「はい、そうです、マスター、今の状況を解決するために最善だと思う能力を想像してください」
いまの最善の能力...想像する...
そうして宗助は絢に渡された紙を握り想像していた、その瞬間カードが光りだした
「おめでとうございます、さすがはマスター!できましたね」
「出来たはいいんだけどどうやって使うのこれ」
「スペカの名前を言ってカードを前に出すだけです」
「わかった...さとりちゃん!ごめんね!これしかないんだ!一時的に能力を失うけど我慢してね!」
そのときさとりはまだ意識があったのか返事が出来た
「は.......い.........!」
「よし!いくぞ!絢は離れていてくれ!これから神力を使う!絢は弱点だろう!」
「何を言ってるんですか!」
「お願いだ!僕は君を傷つけたくはないんだ!」
「!?...分かりました...でも!無理だけはしないでくださいね!」
「分かった...行くぞ! 『呪符 Loss of power ~力の消失~』」
宗助が発動させた瞬間、さとりの中に入っていた悪魔が姿を現し逃げようとしていた
「逃がすわけが無いだろう!『The complete elimination of ~完全消滅~』!」
僕の術で悪魔は溶けながら僕に言った
「魔王様は貴様が魔王様を楽しませるまで異変をやめないそうだ...覚悟しろよ!」
そういい残し悪魔は消えていった
「け、絢...人型になりさとりちゃんをベッドへ連れて行ってあげて...」
「マスターはどうするんですか?」
「僕は...少し疲れた...ここでいいから寝させてく........バタッ!」
「マスター?マスター!?起きてください!どうしたんですか?マスターーーーーーーー!」
僕の意識はそこで消えていった.......
どうだったでしょうか!
普通に幻想郷を周る予定がなぜか異変を入れてしまうw
そして台詞が多くなってしまう...
次回は台詞を少なめにしてみたいと思います!(出来たらですけどね...)
それではまた次回で!