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⑺『夜の公園の灯』

⑺『夜の公園の灯』



夜の公園に、灯がなければ、真っ暗であることは想像に難くないが、寧ろ、当然だ、と言った意識で公園以外の場所を眺めていると、公園は、報われているな、と思うのである。人々が、夜の公園に集まる時、其れは決まって、何かのしきたりを破るかの様でもある。



未だ、その夜の公園に取りつかれていると言っても過言ではない、自己の内奥的衝動は、真っ逆さまに、宇宙を飛び交ったりするなど、意識の夢の中の原動力となって、様々に世界を理解しては、また、灯に、一種の祈りを果たすかの如く、遊泳するのである。



意識は明滅しない、灯が明滅するのである。その事実を忘れてはなるまい。正し、単なる明滅なら、蝋燭の灯でも構わないだろうから、夜の公園は、となると、それは勿論、電子的灯で、何かに覆われて居て、無限だが、夜、光る灯も、日中は光っていても、灯は日光に消されるという、事実があると言える。

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