表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

⑹『夜の公園の灯』

⑹『夜の公園の灯』



腐りきった脳髄の狭間から、太陽が顔を出す。夜の公園が、太陽に照らし出される空間へと変容する時、忽ち、自己の記憶の灯は、水を掛けられて灯を消す様に、じんわりと消え去る。また、太陽が夕陽になって、沈むまでの間の、無空間を、昼の公園は表している。



それにしても、夜に公園で花火などをした記憶もあるが、あれは幻想的だった。追憶の風景には、未だにあの風景が忘れられずに居る。それでも、前を向いて行かなければならないことは、誰であろう、そうである、自分が一番分かっているはずである。



夜になれば、また、述べた様に、夜の公園の花火を思い出すこともあるが、それはそれで、記憶に置いておけば適切だろう。今は、その再現を夢見ればいいし、夢の中でも、その風景は、刻銘だから、と、夢でも見たと言ってみたい程、夜の公園の灯には、魔物が住んでいる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ