第6話 三つ子の魂百まで
三歳になった。
この世界では誕生日に祝うという習慣がないらしい。
「もう三歳ね」「早いもんだ」で終わってしまう。
それには生まれた子どもが十五歳まで成長するのが難しい、というこの世界の実情が影響している。
どれだけ大切に育てていても、子どもは病気や事故で呆気なく死んでしまうものらしい。
まあ、先進医療がない世界だし、「水銀を飲めば大丈夫!」とサムズアップするような迷信が当たり前に浸透しているような文化だ。
それに、魔術師の中に医療系に特化した治癒術師というものもいるらしいし、「小難しいことは魔法で解決!」というのがこの世界の金持ちの認識である。
医療科学の実情は推して知るべし、だ。
子どもの三割は、出産時の事故、成人までに病気を患って亡くなる。
俺たち双子はというと、流行病には罹るものの重い病気とは無縁に元気に育っている。
大きく育って十五歳の成人を迎えると、いままで誕生日分を集約したような盛大なお祝いをするらしい。
子どもは十五歳になって、ようやく大人と対等になるのだ。
それまでは何を言っても未熟でひ弱な子どもだからと、ろくに相手にされないらしい。
大なり小なり、一人前として認められるのが十五歳なのだった。
俺の魔術もそこそこ形になってきて、パパジャンがやってみせた燭台に火を点ける魔術なら、目を閉じたってできるくらいには成長していた。
ただ調子に乗ると小火になりそうなので、これ以上はやらない。
魔術の訓練の一環に、庭の花壇の水やりなんかをやるようにしていた。
もちろん誰も見ていないのを確認してから大気より水分を集めて集約し、ブリキのじょうろの容器に水を生み出して、シャーっと花に与えていた。
水が尽きない不思議なじょうろの完成である。
水の塊をただ落とすより細分化して操作、威力を調整する方が魔力を大量に使い、技術の向上になることがわかった。
魔力とは血液と同じで、体中に流れて循環している。
これが人体魔力であり、総量は人それぞれ。
そして、自然界に溶け込む魔力のことを自然魔力という。
空気中や動植物すべてのものに個体差はあるが魔力が存在する。
人体魔力で働きかけて操作し、自然魔力の質を変化させるのが魔術である。
アリ一匹にしたって魔力を微量ながら持っている。
俺は一度、アリに魔力を流し込んだことがある。
そうしたら、ぷちっとアリは破裂した。
俺は目が点になった。
個体の容量を超える魔力は毒になるらしい。
これはつまり、人間の体に直接魔力を流し込んで魔力を乱れさせて破壊することも、魔力を整えて治療することもできるということである。
治癒系魔術をそのうち覚えたいと思っているが、これには細心の注意を払うことになるだろう。
軽い気持ちで妹の体に魔力を流して、妹の頭が破裂するなんてことにはならないようにしよう(想像して俺は吐きそうになった)。
「あるー!」
何も知らずくっついてきて涎を振りまく妹を、いつもならばっちいと遠ざけるが、今回ばかりは優しく抱き返したことは言うまでもない。
最初は四回も水の塊を出せばヘタっていたが、使えば使うだけ魔力槽の容量も膨れるらしく、限界まで使い切った翌朝はそれ以上の魔力を使えるようになっていた。
使い切った後は疲労困憊になるが、電池が切れたように眠る子どもの体はちょうどいい隠れ蓑になった。
中級の威力に関しては、中庭で実験するというわけにもいかないので俺の現在の確かな力量はわからなかった。
中庭の土が盛られた一角に手を突き、土の成分を粘土や小石、地中の生き物を選り分けてみたり、風を操って自分の身長の三倍の高さに実っている果実を落としたりと、操作という観点ではいろいろ上達しているだろうが、本気を出して火の玉を街中でぶっ放すわけにはいかないのだ。
なのでもっぱら、俺は三歳児ながら上級の応用編を極めようとしていた。
火と水を片手に同時に出して水蒸気を作り出し、調理場から拝借した芋をふかし芋にしてみた。
表面が水っぽくなるだけで、芯まで蒸かすことはできなかった。
魔力で土塊を硬質化し、同時並行で指先に集めた鋭利な風の魔術で表面を削って動物の彫像を作ってみた。
わけのわからないオブジェができた。
思いつく範囲で人目を避けて実験した。
二年経ち、五歳になる頃、ようやく形になった。
いまでは肉まんだってセルフで蒸かして食べられる。
肉まん食べたいなあ。
他にも、魔力を体の周囲に留める訓練は順調で、ごく自然に魔力を表面に維持することができるようになった。
あとは寝ているときも魔力をまとえるようになれば完璧である。
魔力を操作できるようになって面白いと感じたのは、魔力自体がものの性質を高める一種の補助機能を持つということに気づいたからだ。
たとえば目に魔力を集めれば、視力がグンと増し三、〇くらいになる。
さらに動体視力が上がり、羽ばたく鳥の羽の一本一本まで見ることができる。
聴覚を鋭敏にすれば屋敷のどこかで喋っているひそひそ話も聞こえるかもしれないし、厨房で作られる夕飯の献立も嗅ぎ分けることができるかもしれない。
技術を磨けば磨くほど、魔力とは便利になるものだった。
しかし身体強化にしても、元の体が弱ければ強化も大したことがなくなる。
将来もやしっ子を避けるために身体を動かすことを怠るまいと思うようになった。
かといって筋肉先生になるまで自分を酷使するのは嫌だ。
妹に気持ち悪がられるような兄貴にはなるまいと誓っているのだ。
魔術の練習をしていると、遊んでほしいざかりの妹に見つかることが多かった。
最初は誤魔化していたが、リエラには魔術を隠し通せなかった。
構ってやらないでいると、親がいる前で魔術のことを口走りそうになったので、兄妹内緒の約束を交わした。
「お兄ちゃんとリエラの秘密だからな」
「うん! わかった! りぇーらだれにもいわない!」
リエラは素直でいい子に育ったようで兄の秘密を誰にも話していないようだった。
そもそも魔術を両親に内緒にしているのも、兄妹で差をつけるのはあまりよくないと考えての配慮だった。
俺はますますリエラを可愛がった。
五歳になってもまだ鼻が垂れているのだけは、何とかしてほしいと思ったが。
少しずつアルシエルの時間を奪って、いまでは俺の方が表層に出てきている時間は長い。
魔術の訓練の時間を増やす以上はしょうがないと割り切るしかない。
一日ごとに成長を感じられるので、面白くてやめられないという子どものような理由である。
それでも丸一日主導権を奪うことはなく、息抜きの時間を彼の自由にできる時間にしていた。
少しずつものを考えるようになってきているが、それがどうも俺の思考に影響を受けているらしく、魔術に対する疑問はないらしい。
俺が妹を可愛がる兄でいるからか兄妹喧嘩は滅多にしないし、ひとり遊びで何気なく魔術を使ったりするし。
普通、幼い兄妹なら物の取り合いやわがままは当たり前だが、妹のやることに目くじらを立てることもなく、どこか寛容だった。
元から性格的におっとりしているのもあるのかもしれないが、魔術を当たり前に使うところなど俺の意識に引きずられているのは明らかだった。
俺の存在が果たして、アルシエルの人格形成にどう影響するのかわからない。
俺のやっていることが正しいのか、その答えが出るのはまだ遠い先の話だ。
余談だが、アルシエルに体を譲っている間はどうしても魔力を体に留めて置けないので、いまは彼の時間でも魔力をまとえるようにするのが課題だった。
いまだアルシエルとの交信はできない。
そんなふうにいろいろ考えている俺だが、時には気を休めるのも必要である。
俺の唯一の安らぎと言えば、そう。ナルシェである。
「アリィ様、ここはどう読むんですか?」
「ここはね、水をかけるって読むんだよ。上から塩をかける、と同じ意味だね。命をかける、とは違った意味だね」
「アリィ様は物知りですね」
「ナルシェもすごく物覚えがいいよ?」
「そうでしょうか? アリィ様に褒められるとなんだか恐縮です」
ナルシェとふたりっきりの書斎。
俺はナルシェの膝に座って、一緒に字を読む練習をしている。
ナルシェは字を読めないので、じゃあ一緒に本を読もうということになったのだ。
祖父の一言でナルシェは俺の専属となり、こうして甲斐甲斐しく面倒を見てくれる。
ナルシェはまだ十二歳だが、メイドとしては両親からも太鼓判を押されるほどに優秀だった。
ただ生まれが悪いらしく、この国ではどうしても上には上がれないそうだ。
使用人たちの中で、ナルシェの子息専属という立場は歓迎されてないらしい。
年上メイドからの冷ややかな視線を受けたり、嫌味を言われていることを俺は知っている。
俺はナルシェが意地悪されるようなら、いじめる奴らを解雇するように仕向けることも考えていた。
いまのところは強行するほどに目立ってはいない。
ナルシェは気に入っている。
褐色の肌や顔立ちはきれいだし、将来絶対に美人になる。
十二歳にして少し胸が膨らみ始めていることも、俺のダメな下心に火をつけていた。
膝の上に座っているのをいいことに、俺はナルシェに思い切り寄りかかれる。
すると頭の後ろに柔らかいクッションのようなものがあるのだ。
たかが五歳児。
膨らみかけの胸を頭で触られるくらいナルシェは意識しない。
それをいいことに俺はやりたい放題である。
年上幼馴染お姉さんメイド。
もうその言葉を思い浮かべるだけで頭がバカになりそうだ。
「アリィ様はすごいです。算術もできるし、読み書きも一通りこなせるのですから」
「ナルシェだって覚えればできるよ?」
「あたしが覚えても、あまり使う機会はないですから」
「買い物するときとか使うでしょ?」
「確かにそれはありますが、あまり屋敷の外には出ないので」
ナルシェは足し算と引き算なら簡単にはできていた。
俺が桁を上げた計算の仕方を教えるとすんなり理解したし、掛け算と割り算を教えているいまも比較的理解が早い。
頭の回転が速いのだろう。
その上、下手なプライドや自意識もなく献身的で温和な性格をしている。
争い事には向かない少女だ。
ただちょっと、打算的なところはあるようだ。
俺の専属になってからというもの、寒い日に冷たい水に触らなくてよくなったと嬉しそうに語っていた。
ついでに俺の専属になってちょっと給金が上がったらしく、何に使おうか悩んでいた。
でもお金の大半は、ナルシェの実家に送られるそうだ。
実家は貧しく、働ける年になったナルシェを我が家に奉公に出した。
ナルシェの住んでいた村の領主貴族が、我が家のラインゴールド家と親しい縁戚で、俺たち双子が生まれる際に何人かの人手を欲していたところに、器量良しなナルシェを推薦したらしい。
見たこともない領主貴族、グッジョブ。
年若く、優秀なナルシェを疎む先輩の使用人。
彼女をいじめから守ってやろうと固く誓っているご主人様の俺だが、ナルシェは人間関係も円滑にこなしてしまうようで、他人の悪意をうまく逸らしているようだった。
女の嫉妬は怖いというが、いまのところ実害はないようだ。
日も暮れ、お風呂に入る、と提案し、ナルシェに付き添いで付いてきてもらった。
お風呂係というものはいるのだが、愛想のないオババでリエラも苦手にしているひとだ。
しかしかつてのパパジャンを隅から隅まで洗いつくした年季の入った老女のため、チェンジが言い難いのである。
しかしそんな風呂老女も最近腰を悪くして引退を考えているそうだ。
そのため専属のいる俺はここぞとばかりにナルシェに介添えをしてもらう。
「あたしもはいるー!」と中庭から駆けてきた泥だらけのリエラも一緒になって、俺たち三人は大浴場ですっぽんぽんになった。
浅黒い肌だがきめの細かなナルシェが、リエラの肩まで伸びた赤髪をわしゃわしゃと洗っている。
リエラは目をぎゅっと閉じて、くすぐったさに首を竦ませながらお湯を流されるまでじっとしていた。
「はい、もう大丈夫ですよ」
「なるしぇ、ありがとー!」
リエラはペタペタと駆けて行き、プールのような浴場に元気いっぱいに飛び込んだ。
もうひとりいる二十代のメイドがリエラの様子を見守りつつ、ナルシェは待ちぼうけを喰らっていた俺の頭を洗い始めた。
「お待たせしました、アリィ様」
「いーよー」
「リエラ様が終わるまで待っていてえらいですね」
「順番だもんね」
ナルシェの手付きは手慣れたもので、額から泡が流れてこないように注意しながらも毛根に刺激を受けるくらい隅々まで洗ってくれる。
「アリィ様は五歳なのに魔術も使えます。天才だと思います」
「それ、みんなには内緒にしててよ?」
「わかっておりますが……」
ナルシェはなぜ? という顔をする。
一般的に見ればそりゃ疑問にも思うだろう。
普通、子どもというのは親に認められたいものだ。
自分はこんなにもできるのだ、褒めて褒めて! と。
リエラも例に漏れずその典型で、虫を取ってきたり花を摘んできたりすると、必ずと言っていいほど収穫物を母親に見せに行く。
花や木の実ならいいが、虫やその一部を見せられると、ママセラは顔を青くしていた。
「納得してないみたいだね?」
「きっと若旦那様や若奥様、大旦那様も喜ばれることと思いますよ」
「ぼくが魔術をできることでリエラが下に見られるのが嫌なんだ」
「そこまで考えていらっしゃるんですか?」
「兄は苦労するよね」
見上げると、苦笑するナルシェの顔があった。
俺はナルシェを専属にすると決めたときから、魔術のことを唯一相談できる相手にしようと考えていた。
リエラが劣等感を感じないようにうまく取り計らってもらうということと、自分の成果がこの世界でどれほどのものかを知る定規になるからだ。
ナルシェによれば魔術師は世界にたくさんいるが、上級以上はほとんどいないらしい。
十代では初級ができれば問題なし、中級だと高評価になる。
魔術は一生をかけて研鑽するものという意識があり、他国には魔術学校もあるようだ。
我が国には魔術学校もあるが騎士学校が花形であり、貴族連中はこぞってそちらに通わせるようだ。
パパジャンも騎士学校を出たクチだが、魔術師の方に才能があって、独学で魔術を勉強したという。
セラママが寝物語に話してくれたが、飄々としているあのパパジャンがそこまで努力の人だとは思えないんだよなあ。
俺もそのうち騎士学校に通うことになるのだろうと思っていたが、少し様子が違うらしい。
ラインゴールド家の次男坊の息子である俺は、家督を継ぐ権利がほぼない。
というのもパパジャンは三人兄弟の次男坊で、兄である長兄には息子が三人、娘がひとりいて、俺の従兄になる三人はひとりが卒業、ふたりが在学中であるらしい。
伯父従兄ともども優秀な騎士のようで、実はひとりだけ異母兄弟のパパジャンは俺を騎士にするつもりはいまのところないらしい。
俺は大きくなったら他国の魔術学校に留学させてもらおうと密かに考えている。
騎士になっても魔術を使う学科はあまりないと、パパジャンは言っていた。
パパジャンは騎士学校を低成績で卒業して、家を飛び出し冒険者になった口だ。
家から解放されてようやくいままでの鬱憤を晴らすかのように実戦で魔術の才能を開花させた。
「オレの炎魔術は建物と同じくらいの巨大な魔物だって丸焼きにしちゃうんだぞ」と自慢げに語っていた。
俺だっていまならそれくらいできる気はする。
魔物と聞いてちょっとビビっている自分がいるが、それは見たことがないから怖いのだろう。
魔術師にもそれこそ適性があり、魔術が初めから使えない人間や初級で頭打ちもいれば、上級の上を行く超級、神級と呼ばれるような人間もいる。
一般的には才能の有無が魔力に直接結びつくと考えられている。
才能ない奴は魔力もないから魔術使えないんだぜー、といった具合だ。
しかし魔術を使えない人間に魔力がないというわけではなく、単に外に放出する能力が低いだけでこの世界に魔力を持たないものはない、というのが俺の考えだ。
ミミズだってお花だってアメンボだって、みんなみんな生きている以上魔力を持っていることはわかっている。
人間だけ魔力がないなどあり得ない。
お湯を流され、ナルシェと手を繋いで湯船に浸かる。
しっとりした肌のナルシェは綺麗だと思う。
ちょっと膨らみかけの胸とか、つんと尖り始めた色素の薄い乳首とか、薄く生え始めた頭髪と同じ灰色の下の毛とか、じっと見ると恥ずかしそうに隠すのが堪らない。
傍から見れば大好きなお姉ちゃんに甘える五歳児だろう。
年齢という大きなアドバンテージを最大限に利用して、十二歳といえば地球社会で表すところの小学六年生に相当するという事実を噛みしめながらも密着。
背中を預けてのんびり湯船に浸かるのが至福だ。
上級の上、超級は世界中でも滅多に現れず、国が抱える魔術師である宮廷魔術師は超級の称号を得たものにしか務まらないと言われている。
神級はそれこそお伽噺に出てくる伝説クラスで、神級の称号を持つ魔術師は何百年も前に存在したらしいが、いまはいないとパパジャンが言っていた。
ちなみにパパジャンは上級魔術師で、それだけでもすごいことらしい。
現在のパパジャンの仕事は、宮廷貴族で大臣職に就く大旦那様こと俺の祖父の護衛である。
パパジャンは一度家を飛び出しているので、そのときに貴族の資格を剝奪されていた。
実は俺もリエラも貴族ではないという事実。
しかし祖父とパパジャンの親子関係は実は他の兄弟よりも良好で、野心のないパパジャンは祖父の推薦で護衛に。
その家族である俺たちは、祖父の意向によって大事にされているというわけである。
「アリィ様は将来、とてつもない魔術師になるんでしょうね。あたしはそんな方の専属にしてもらって誇らしいです」
「ナルシェが嫌じゃなければずっとぼくの専属でいてよ」
「まあ。とても光栄です。アリィ様が望むのであれば、ずっとおそばにおりますよ」
「ナルシェ大好き」
俺は嬉しくなって裸のナルシェの胸に頬ずりする。
膨らみかけ。だがそれがいい。
こりっとした感触が頬に当たる。もちろんそれがいい。
「あぅ……アリィ様? いまのアリィ様……ちょっとエッチです。五歳児なのに」
頬を染めてナルシェが言う。
俺は恵まれている。
それが実感できる安らぎのひとときである。
「えーい!」
「ごぶっ!」
そんな時間はあっさりと壊されてしまう。
悪戯好きのわんぱくリエラがお湯をかけてきて、油断していた俺は盛大に咽込んだ。
俺の中のアルシエルがうずうずしている気がしたので、操縦桿を譲り渡す。
するとアルシエルは嬉しそうにリエラに逆襲しに突撃する。
ナルシェや見守るメイドが、微笑ましい顔をして笑っていた。
ナルシェは双子と7歳差。
アル・リエラ5歳→ナルシェ12歳。
最終編集:2017/5/21