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ムラヤマvsタベオ
ちんけな小学生による完全なる反抗。大人たる自分への挑戦。挑発。
ムラヤマは眉間にこれでもかと皺を寄せ、ずいっとタベオに向けて体を寄せた。
自分の肩にも届かないタベオの顔を睨みつける。タベオも顔を逸らさない。プルプルと震えながらもじっとムラヤマを見上げる。
「データ?証拠のことか?フミタがオレを騙した証拠を見せろということか?」
うんうんと頷くタベオ。
「そんなものはない。オレが嘘をついてると言いたいのか?」
涙ぐむタベオ。歯の根が合わない。カチカチと音が聞こえる。




