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タベオの決意

ムラヤマは声の主を見やった。タベオであった。


「なにか言ったかタベオ?」


ムラヤマは声のボリュームを抑え、しかしながら威圧感を十分に含ませて言った。


タベオは怖気付いた。ムラヤマを直視できず、そっぽを向いて口をつぐんでしまった。


「どうしたタベオ。何が言いたい?」


タベオは恐怖と緊張でプルプルと震え、握りしめた拳は汗でベットリと濡れていた。


(、、誰が)


タベオは拳の甲で鼻を擦った。


(オイラがやらなきゃ誰がフミタを守る!!)


タベオは豪快に鼻をすすり上げた。

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