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フミタの混乱
「違うよタベオ。それは関係ない。メカニシがプロになることとキャプテンになることは関係ない。」
ムラヤマはゆっくりとタベオに言った。
「メカニシがキャプテンになるのはサイチロウよりメカニシの方がキャプテンに相応しいからだ。ただそれだけだ。」
それを聞いたサイチロウは嗚咽の声をいっそう大きくした。もはやこの場から逃げ出したい心持ちであった。
そしてフミタ。フミタはなんだか混乱していた。ムラヤマは結局のところ何を言いたいのか?来るなと言われたのは聞き違いだったか?さっきの増悪は何だったのか?何かの勘違いか???
周りの少年たちもほとんどがフミタと同様であった。ムラヤマが何を言わんとしたいのかをわからずにいた。
そんな中ただ一人、タベオだけが何かに勘付いたのか「まさか」といった風に顔を青くしていた。




