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チュッパチュッパ
体操座りで顔を伏せていたタベオは満面の笑みで"それ"を眺めた。
人差し指の第一関節を覆い隠さんばかりの巨大な巨大なハナクソ。大きさだけでなく色艶も紛うことなき一級品。
さあテイスティングだ。ワクワクのモグモグタイム。ワクワクモグモグワクワクモグモグ。
ハナクソいただきマンモス!
チュッパチュッパチュッパチャップス。チュッパチュッパチュッパチャップス。
タベオのエナジーが充填されていく。はち切れんばかりに膨れ上がっていく。
ギアが切り替わる音が聞こえる。脳内でやかましく鳴り響く。ブオンブオオオオン。
(目にもの見せてやるよロボ野郎。)
タベオは立ち上がった。
「よーし鳥籠終わり!次シュート練習!」
同じくしてムラヤマが声を上げた。




