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体操座り
地面にうずくまるタベオ。
メカニシはボールそっちのけで座り込みタベオの肩に手をやった。
「大丈夫?」
メカニシは無表情に聞いた。
タベオは返事をせずに上体をおこし、体操座りになって顔をふせた。
「顔打った?見せて。」
メカニシは無表情に聞いた。
タベオは顔をふせたまま首を振った。
「大丈夫。大丈夫だからちょっと休ませて。」
それだけ言ってタベオはまた動かなくなった。
メカニシはタベオの後頭部を少しのあいだ見つめ、そしてすっくと立ち上がった。
「タベオ君少し休むって。しばらく四人でやろう。」
メカニシは他のメンバに状況を知らせ、テケテケへとパスを回すや自分が鳥役としてカゴの中に入った。




