30/239
アウトサイドまたぎフェイント
右足アウトサイド(足の外側の甲)でパスをトラップしたメカニシはそのまま更にアウトサイドでボールを突っつく、と見せかけてボールに触れず大きくまたいだ。そして素早く今度はインサイドでボールの軌道を変え、そして列の先頭のゾゾに鋭いパスを送った。
メカニシの華麗なフェイントに見惚れていたゾゾはパスをトラップ仕損じ、あらぬ方にボールをやってしまった。
「おっとっと」と声に出すゾゾ。焦りながらボールの軌道を正した。
そうしてゾゾもドリブルを開始し、メカニシに倣ってアウトサイドまたぎフェイントを試した。しかし上手くまたげずにまたボールをあらぬ方に蹴飛ばしてしまった。
「おっとっと」と声に出すゾゾ。はにかむ笑顔が実に子供らしい愛嬌に溢れていた。




