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ウルトラ魔界町

「シシマルくーん、あーそーぼ。」


フミタはシシマル家の玄関でシシマルを呼んだ。すぐにシシマルの母親が現れた。


「フミタ君いらっしゃい。上がって。シシマルは部屋にいるよ。」


「おじゃましまーす!」


フミタは広い上り口の端っこに靴を置いて上がり込んだ。長く続く廊下を進むと突き当たりには大きな流木のオブジェが据え置かれていた。


左手の引き戸を開くと10畳ほどの部屋にワイワイと数人が集まってテレビゲームをしていた。


「シッシー、なんのゲームしてるの?」


「ウルトラ魔界町だよ。」


「僕もやらせて。」


「いいよ。死んだら交代。」


それ以上の言葉は不要であった。フミタは一瞬にしてテレビが映す魔界に引き込まれた。

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