前へ目次 次へ 188/239 沈黙 「なんならタベさんも泊まっていけばいい。」 言ってフミタはすぐにタベオから顔をそらした。タベオもすぐに視線を下げた。 沈黙が流れた。 (なんて返事すればいい?YES?NO?) (NOに決まってる。泊まれるわけがない。オイラはそんな無鉄砲じゃない。) (しかし言葉に注意しろ。単純に嫌だとは言えないぞ。フミタを致命的に傷つける可能性がある。) (でもそうか。そういうことか。わかってきたぞ。フミタがこれほど上機嫌な理由。)