前へ目次 次へ 183/239 記憶のフミタと目の前のフミタ 「なになに?タベさんどうしたの?」 フミタはニコニコとタベオに近づいていった。 (それなりに整った顔面、半端な長さの髪、ダサいファッション、見た目はいつものフミタだ。) タベオは記憶の中のフミタと目の前のフミタを必死で比較した。 「ゾゾっち眠たいの?僕のベッドで寝ていいよ。」 フミタはぐったりと座り込むゾゾに声をかけた。 (しかし何か変だ。何か違和感がある。) (でもそれが何かがわからない。) タベオは首を傾げた。