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フミタ宅到着
「着いたぞ。フミタの家だ。」
ばばーん。
建物の前に自動車2台程度の駐車スペース、その奥に玄関。木造?二階建て。瓦屋根ではない、平たい屋根。
「普通ですね。」
「見た目はね。でも悪魔の住む家だ。心しろよ。」
駐車された自動車は一台だけ。クリーム色の軽ワゴン。
(たぶんまだ悪魔は帰ってきていない。)
汗を拭うタベオ。手に痺れがある。恐怖と緊張で自律神経に不調が出ている。
「なんでもっと早い時間に来なかったんですか?」
「は?」
「フミタ君の父さんが確実にいない時間。」
「、、今さら言うなよ。」
「すいません。」
「行くぞ。」
「はい。」




