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立ち塞がるケータ
ベンガルは軽やかにドリブルで前進した。柔らかなボールコントロール
ケータが待ち構えていた。
もう股抜きは通用しないだろう。ならばどうやって抜き去るか。
フェイント。右足アウトサイドでボールを
ケータの足が伸びる。無理だ。かわせない。
仕方なくキープ。ケータとボールの間に体を入れる。ケータを背にする。
ここからどうする?その目にスキヤキの姿が映った。
仕方ない。スキヤキにバックパス。自分はケータから離れる。
喜び勇んでトラップするスキヤキ。
ケータから離れたベンガルにボールを戻すか?
戻さない。今度は自分がケータと勝負だ。




