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幼き理性
(なんだよ。なんかムカつくな。)
ウメタロウは憤った。理由は自分でもよくわからなかったが、とにかくベンガルとカズヤがくっついているのが気に入らなかった。
しかしイライラしていても仕方ないので、ウメタロウはベンガルの尻に近づいた。
「大丈夫なのガルちゃん!ウチで休んだ方がいい?お菓子あるよ。」
「どうする?僕はどっちでもいいけど、少し休んだ方がいいかもしれないよ。」
ウメタロウはベンガルの尻に語りかけた。その尻に少し残った土埃をどれだけ払い落としてあげようかと迷ったが、それはなんとなくいけないことのような気がしてやらなかった。




