表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/239

鼻くそ

ハナクソタベオは鼻くそを食べていた。もぐもぐタイムだ。


大きい鼻くそが取れた時はそれはそれは喜んだ。今はどうか?満面の笑みだ。大きいのが取れたのであろう。もぐもぐタイムはまだしばらく続きそうだ。


飲み込みはしない。鼻くその話だ。ハナクソタベオはもぐもぐした鼻くそを飲み込みはしないのだ。飲み込まずに吐き出すのだ。そこはこだわりがあるらしい。ワインのテイスティングのように、鼻くその風味を楽しむのが彼にとっての粋であり矜持なのだ。


サッカー?それは彼にとってもぐもぐタイムの前菜だ。食前酒。おまけ。


遠くで何やら歓声が上がったが、やらせておけ。どうせ凡人がはしゃいでいるのだろう。彼の崇高なもぐもぐタイムを邪魔することは許されない。


もぐもぐもぐもぐ。


もぐもぐもぐ。


もぐもぐ。


よし。十分に楽しんだ。お別れだ。


ぷっ。


地面に吐いた。鼻くそだけだ。ツバは吐かない。ツバを吐くなんてとんでもない。怒られるもの。監督に怒られるし、ママに怒られるし、みんなに嫌われるし。


だから鼻くそだけ吐く。こっそりと。バレないように。


ミッション完了だ。誰にも見られてないな。へへ。このスリルも好きなんだよ。


ハナクソタベオは緩む口元を手で隠した。


ヒヒヒ。今日もグレートだぜ。バイブス上がってきた。


鼻くそエキスを摂取したハナクソタベオはほぼ無敵だ。


仕方ない。凡人の相手でもしてやるか。


ハナクソタベオはのそり動き出した。

◎登場人物◎


味方:ハナクソタベオ

初期年齢:12歳

ポジション:左サイドバック

性格:唯我独尊

口癖:それってデータとかあるの?

得意技:論破

背番号:5

身長:普通

体重:痩せ型

ルックス:中の上

プレイスタイル:鼻くそエキスを摂取することでギアが入りプレイのキレが良くなっていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ