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ムラヤマの策略
(そうかわかったよ。フミタ。怒ってるんだろう?オレが憎いんだろう。)
疼く左腕を押さえながらムラヤマはスマートホンを手に取った。
プルルプルル、ガチャ
「もしもしムラヤマだ。例の件、どうだ?」
「何とかなると思う。だがいいのか?ホントに?」
「ああ、頼む。とびきり活きのいいメンバーを集めてくれ。」
「オーケー。後悔するなよ。」
ガチャ。
ムラヤマはスマートホンを握りしめた。
(フミタ。オレの判断が正しかったことを完璧に証明してやる。)
(派遣は不要だということをな。)
ムラヤマはほくそ笑んだ。




