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生産者の憂鬱

「順を追って説明するわ。

通常の売値は1000万ほどね」


「1000万?!」


それでも一にとっては莫大な金額ではあるものの、

それでも10億請求されるのとでは全く印象が違う。


「うーん……でもねぇ、正直これには納得してないの」


「え?」


「まず、このレベルアップアイテム。

たまーに、めちゃくちゃ珍しいモンスターか、

高難易度ダンジョンのボスクラスのモンスターからレアドロするのを除けば、精製出来るのは世界で、私含めて3人……いや、4人だったっけ?まぁ、めちゃくちゃ少ないのよ」


「は、はぁ……」


(と言うか、そんなに貴重なスキルを持っているんだ……)


「材料費も馬鹿にならないから、こうして自分で集める訳だけどそれでも、労力に見合ってないって言うか……で、不動くんという存在を見つけて思いついちゃった」


「な、なにをですか?」


「うん、もう、他に売るのをやめて。

一番需要のあるところに一本化しようって」


「需要があるところって……否定はしませんけど」


「というか、転売やオークションとか私の知らないところでされてたみたいだし、

もう、売り止めしたかったんだよね」

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