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パーティ

一は説明しだした。


金に困っている現状……


両親の死、生活苦、妹の入院費用……


レベルアップが困難な自分の能力ーーを話たところで、瑞葉は慌てだした。


「ちょ、ちょっと、待って!

本当?レベル2に上がるのに9億以上が必要だなんて」


「嘘ついて、どうするんですか?」


「いや、にわかには信じられない。

見せてよ、ステータス」


「見せてよって……」


「パーティ申請送るから、繋いで」


『世界と繋がった者』同士が徒党を組む際、

『パーティ』を組むことで、モンスター討伐の経験値を分け合い、それぞれのステータスを確認することが出来る。


これを利用すれば、一は上位のパーティに寄生することでレベルアップをはかれたかもしれない。


しかし、受け入れるパーティ側にはメリットが薄い。


お荷物を抱えて、強敵を倒し続けなければならないのだ。


レベルアップしたところで、一を戦力とするには、契約で一を繋ぎとめなければならない。


そうしたところで、待っているのは奴隷契約だろう。


一はそれをよしとはしなかった。


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